乙女座シャカ

小宇宙を高めるためにいつも目を閉じており,「神に最も近い男」と称され,「仏陀の生まれ変わり」とも言われている聖闘士です。

神仏といつも対話をしているとされるがためにファンの間では「電波様」とも呼ばれています。

神に最も近い男と言われていますが,「どこが最も神に近いんだ?」いろいろと突っ込みどころがあるゆえに,ファンの多いキャラでもあります。そんな人間っぽいところが大好きです。

礼儀を重んじ,慈悲はないと言いつつも,実は慈悲深いキャラです。

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シャカのプロフィール

身長:182cm,体重:68kg,誕生日:9月19日,年齢:20歳, 血液型:AB型
出身地:インド,修行地:インド・ガンジス川流域

シャカは終始女爪で,筋肉線が描かれません。

インド人なのに金髪碧眼なのが不思議ですが,アルビノのインド人の写真を見たときに,思わずシャカを連想してしまいました。実はアルビノだったから光に弱くて目を閉じていたとか……,なんてね。インドでのアルビノの扱われ方と,シャカの扱われ方もオーバーラップしてしまいました。

おでこのビンディンは,本来は女性のみがするものです。

でもシャカは男性でブッダの生まれ変わりとされているので,ビンディンではなく白毫(びゃくごう)と言われる白く長い毛なのだと考えています。

必殺技:天魔降伏,転法輪印,六道輪廻,天舞宝輪,天空覇邪魑魅魍魎

技のデパートとも呼ばれるくらいいろいろな技を持っていますが,小宇宙技が故に謎攻撃です。ただ,最大奥義が五感を剥奪するだけの天舞宝輪なのが納得できません

天魔降伏も,第六感を奪うだけの技という説明ですし…。

天舞宝輪と天魔降伏で,相手を脳死させるだけの技になってしまっています。

精神攻撃に特化した黄金聖闘士ということなのでしょうけど,特化しすぎなのではないでしょうか?

冥王十二宮編では黄金聖闘士2人と肉弾戦でも渡り合っているので,物理攻撃もそれなりにできるようですが,単に好まないだけなのかもしれません。シャカだし…。

CV:三ツ矢雄二,佐藤朱(少年時代),真殿光昭(Legend of Sanctuary)

シャカが初めてTVに登場したとき,「三ツ矢さんの声は合わねぇ」などと思っていましたが,冥王ハーデス十二宮編を見たとき,「シャカの声は三ツ矢さん以外考えられない」に変わっていました。

黄金魂では,よる年波か,かすれ気味になっていたのが気になります。

シャカの初登場

ジャンプ連載時は,読み切りでの登場がありました。

聖域からの勅命で,デスクイーン島で悪事を働く暗黒聖闘士とその首領であるジャンゴを倒すためデスクイーン島に向かい,そこで鳳凰座の一輝に出会います。宙を歩いて登場し,宙を歩いて去っていきます。

本編では,女神と教皇の真実を知ったアイオリアと,教皇の間で対峙する場面で登場します。アイオリアと千日戦争状態になります。

シャカの立ち位置

他の聖闘士とは一線を画すような…,第8感の阿頼耶識に目覚めているからなのか。

ひと目で相手が善なのか悪なのかを判別できる能力を持ちながら,サガの悪の心を見抜けなかったというのが,どこか人間らしい。

聖域十二宮

アイオリアと教皇の間で対峙して,千日戦争の形になりました。

千日戦争になったスキに(偽)教皇サガはアイオリアに幻朧魔皇拳を撃ったのですが,その様子をバッチリ見ていれば教皇が正義だなんて迷言を残すことはなかったはずです。

目を開けていなかったから分からなかったのか,アイオリアに集中しすぎていたために気づかなかったのか。

アイオリアが幻朧魔皇拳を食らった直後は,アイオリアにスキができると思うのですが,そのスキを狙って攻撃をしなかったのは,シャカの慈悲なのでしょうか?

気になります。

「シャカの目を開かすな」というアイオリアの情報から,一気に片付けようとした青銅3人組を,「お行儀が悪い」と言って吹き飛ばします。

瞬にトドメを刺そうとしたところ,一輝登場。一輝との戦いになります。一輝との戦いは名勝負の一つですね。

一輝に「お前ほどの男が教皇が悪だとは気づかないのか」と問われ,「私が見た教皇は正義だ」と答えたのは,シャカの迷台詞の一つですね。

その後,正体を現した偽教皇ことサガから,正義の欠片の一片も見られないことに,驚きを隠せない様子でした。

シャカが目を閉じているのは小宇宙を高めるためであると気づいた一輝は,小宇宙を高めてセブンセンシズに目覚めるためにシャカの天舞宝輪をわざと食らって五感を自ら失い,セブンセンシズに目覚めます。

セブンセンシズに目覚めた一輝に羽交い締めにされ,そのまま那由多の彼方まで一緒に飛んでいきます。

一輝の小宇宙が増大していることに驚きすぎてスキを見せてしまうなんて,黄金聖闘士としてどうなのよ?

青銅聖闘士相手だから,完全に舐めてかかっていただけだと思いたい。

飛んでいったのは良いものの,「迷いが生まれた」と言って,一輝とともに聖域に戻ろうとします。しかし,自分だけなら戻れるが,一輝とともに戻るためにはムウの助けが必要だと言って,ムウに助けを求めます。

聖域に戻ったシャカはムウから真実を聞き出すきっかけを作ります。

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海皇編

青銅聖衣を復活させるために,アンドロメダ聖衣に血を提供するシーンはありますが,特に目立つような行動はありません。

海皇編では影の薄い存在になっています。

冥王編

舐めプの聖域十二宮編とは違い,冥王編は黄金聖闘士たちの本気の戦いが見られます。シャカは冥王編では大活躍をしてくれました。

雑魚どもを一掃すると,サガたち慟哭トリオに本心を聞き出そうとします。サガたちは何も言いませんでしたが,シャカはサガたちの本心を悟ったのだと思います。

サガたちの本心を知り,その苦しみから開放させるためにアテナエクスクラメーションを食らって,死んだふりをして冥界に赴きます。本当に死んだのであれば,聖衣はその場でオブジェ形態になります。しかし聖衣ごと消えているので,生きたまま第八感の阿頼耶識を発動して冥界に赴いたのだということがわかります。

沙羅双樹の木のもとで,血文字で辞世の句を花びらに書いて女神のもとへ送り,消えていったシーンは涙モノです。沙羅双樹の花びらの中で辞世の句を書き,消えていく姿はまさに乙女です。乙女な男です。

「神に最も近い男」と呼ばれている理由は,エイトセンシズと呼ばれる阿頼耶識に目覚めていたからにすぎないことが童虎によって明らかになります。そのエイトセンシズも,童虎やカノン,青銅聖闘士たちも目覚めることになったのですけどね。

そして,冥界でひょっこり現れたときはびっくりしました。迷子になってさまよっていたのはいただけませんが。

ハーデスの御前でも礼儀正しい振る舞いは,シャカらしいですね。そしてシャカが全力で投げた槍(恐らく光速)を,後ろを向いたまま素手で簡単に止める城戸沙織は,やはり神ですね。

嘆きの壁の前,「無駄だと分かっていても命をかけねばならないのかもしれない」といって,一人で砕こうとしたところ,老師と聖域AEトリオが登場します。

ムウから数珠を返してもらったときの表情は,乙女でした。

黄金魂編

今まで,本当は慈悲があるのかもしれないが「慈悲のないキャラ」とされていたため,黄金魂では慈悲があるキャラを前面に出したストーリーになっていました。

動かしにくいキャラだったのは認めますが,動いては相手の思うつぼと,洞窟で結跏趺坐をしているという登場の仕方です。

そんなシャカでも,ミロを助けたり,ムウに黄金の短剣を渡したりと,静かな動きはしていました。シャカが,なぜ黄金の短剣を持っていたのかは謎ですが。

ロキに痛みを感じない体にしてもらったがゆえに強かったバルドルです。シャカに負け,今までの痛みが一気に吹き出して苦しむバルドルに,シャカの天舞宝輪で痛みを剥奪して楽にしてあげた姿は,シャカの慈悲深さを示した表現ですね。

最後のロキ戦で,ムウのスターライトエボリューションとシャカの天空覇邪魑魅魍魎の合体技は,なんだか光と闇のあわせ技のようであり,属性違ってない?と摩訶不思議な業になっていました。

スターライト魑魅魍魎……

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