Stage 03『邪精霊アテ』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみご覧ください。漫画の話と分かっていても,科学的に突っ込みたくなることって,ありますよね

本編

響子は城戸邸の屋根の上で,不気味な気配を感じています。辰巳ですら感じています。

響子は,翔子を守り抜こうと覚悟を決めます。響子は,アテの前に立ちはだかります。

城戸邸の内部では,美衣と翔子が敵と戦っています。美衣は,翔子が拳で異形にダメージを与えたことに驚きます。

美衣の言葉からして,異形にダメージを与えるには,小宇宙が必要なようです。美衣はわずかとはいえ,翔子が小宇宙に目覚めつつあることに驚きを隠せません。

小宇宙に目覚めつつあり且つ空手をやっている翔子が敵にダメージを与えることができるといっても,正式な聖闘少女である美衣が与えるダメージには遠くおよびません。

美衣が与えた攻撃で,一瞬で敵が吹き飛ばされたことに,翔子は驚きます。

美衣は襲ってきたのは分身で,本体は別にあると冷静に分析します。

アテ本体

外では花がざわめいています。強大で邪悪な小宇宙を感じます。

翔子さん…先程のような無茶はしないでくださいね。多少力があっても,あなたは…普通の少女なのですから

ふつうの少女という言葉に,翔子は状況のヤバさに気づきます。同時に,自分の力のなさに気づきます。

あなたのことは,この美衣と響子が,命をかけてお守りいたしますから

命をかけて戦うということが,アテナの聖闘士の覚悟であるということを,美衣から聞かされます。翔子は,自分の美衣の強さの違い理由を,思い知るようです。

翔子が美衣の言葉に驚いていると,邪精霊アテの本体が現れます。

城戸邸の外なのか,内なのか,城戸邸の窓が破壊されており,翔子の部屋が外と繋がってしまっています。城戸邸の邸では,今頃警備員たちが大騒ぎしていることでしょう。大騒ぎしたところで,何も出来ないことを,警備員たちもきっと思い知っているのではないかと思われます。

普通の常識では考えられないような化物が目の前に現れ,目が点になる翔子です。想像を超えてしまっているので,動きも固まってしまいます。まさに普通の少女の反応です。動くことが出来ません。

でも聖闘少女である美衣はなれているのか,動きます。翔子をかばってアテと戦います。翔子はまだ固まったままです。

アテの攻撃で美衣が飛ばされます。飛ばされても平気なのは,聖闘士だからです。

たった2人の小娘で護衛のつもりとはな…

2人という言葉の意味を翔子はボーッと考えます。その視線の先に,響子が倒れていました。

倒れた姉の姿を見て,やっと正気に戻る翔子です。正気に戻る翔子ですが,アテの狙いは翔子です。美衣は傷つきながらも翔子を守るために立ち上がります。敵の攻撃が美衣の脚を貫通しても,翔子を守るために壁になります。

見るからに痛そうです。満身創痍になっても,何かを守るために命をかけて戦う聖闘少女って,普通にスゴイですわ。なかなかできることではありません。

さらにアテは美衣に攻撃を加えて,美衣を吹き飛ばします。美衣は聖衣を身に着けていないので,もろにダメージを食らっているはずです。相当痛いはずです。

翔子は,初めて恐怖を感じます。おそらく翔子は,生まれてこの方本当の恐怖というものを感じてこなかった可能性があります。家が空手道場であり,幼い頃から空手をやっていることを鑑みても,僅かな恐怖心を感じたことはあっても,これほど強大な本当の恐怖心を感じたのは初めてではないでしょうか。

翔子を守れ

アテの分身が出てきた時は「私だって戦える」と言っていた翔子ですが,本体に関しては「こんなのと…戦えるわけ…ない…」と弱気です。

呆然としている翔子の前に,響子が現れます。翔子は響子の怪我の状態に驚きます。すごい大怪我をしているのに,翔子を守るためにボロボロになりながらも戦います。

翔子は状況が飲み込めずに,泣きそうな顔をしています。本当に,普通の少女です。こんなか弱い少女が,心身ともに本当の強さを身に着けてアテナの聖闘少女に成長するのかと思うと,人は変われるものなのだと感じることができます。

泣きそうな翔子と,立ち向かっていく響子の顔が,とても対照的です。

泣きながら走って逃げて,転んで倒れたところに,今度はアテナ沙織が守ります。沙織は普段着からして,ノースリーブのドレスです。

エリスの復活は,この私が阻止してみせます

沙織とて,まだアテナとして完全に覚醒はしていません。覚醒していないなりに小宇宙を燃やして翔子を守ろうとします。そんな沙織の前に,聖闘少女の2人が入ります。

響子は聖衣を纏っていますが,美衣はメイド服のままです。先程アテの攻撃が貫通した脚は,包帯を巻いているだけです。思うように動かないはずです。

2人の聖闘少女が飛ばされ,アテナは小宇宙で対抗しますが,まだ未熟な神です。アテは見抜きます。アテナ自身に戦いに対する恐れと迷いがあるということを。

力を振り絞って立ち上がる沙織の前に,今度は射手座の黄金聖衣が洗わられました。アイオロスの残留思念が,射手座の聖衣を通してアテナを守ります。

アイオロスは全く,成仏できていないことが伺えます。聖闘士の残留思念の強さというものは,聖闘士自身が持っていた小宇宙の大きさにもよるのかもしれないと思う,この頃です。

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