第8話『AXIA!の巻』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみ御覧ください。古い作品なので,ネタバレも何もないかもしれませんが,一応忠告しておきます。漫画の話とわかっていても,科学的に突っ込みたくなることってありますよね。

文庫版2巻のお話になります。

本編

銀河戦争も5日目に入り,アンドロメダ瞬対一角獣星座邪武の試合が始まります。

瞬が登場すると,女性客から黄色い声援が飛んできます。車田漫画の世界でモテる男は瞬のようなタイプです。いわゆる,車田漫画世界のジャニーズといったところでしょうか。

なんて美しいの。とても男の人とは思えな~~~~い

聖闘士なので,体は筋骨隆々としているはずです。顔と体のギャップが大きいと思われますが,そんなのも魅力なのではないかと思われます。

邪武は黄色い声援を浴びる瞬を揶揄しますが,それに対し瞬はこの戦いに虚しさを覚えています。

瞬が銀河戦争に参加した理由は,黄金聖衣や名声が目的ではなく,兄に会うことです。兄に会えないとわかった今,戦いに虚しさを覚えるだけの瞬です。

それでも戦いは始まります。

鉄壁の防御

邪武の中の瞬は,昔の泣き虫瞬のままです。しかし瞬は大きく成長しています。

冷静に両腕の鎖をばらまいて,アンドロメダ銀河の如くネットを張ります。

ネビュラチェーンは鉄壁の防御を誇ります。邪武が攻撃を仕掛けると,すかさず反撃をします。前後左右,あらゆる方向に対し有効です。邪武が攻撃を仕掛けると,鎖は生き物のように動き出し邪武を攻撃します。

このゆるゆるの鎖を,どのように操っているのかというと,小宇宙以外にありえません。鎖を鞭打つように操ったりすることなんて,普通は無理です。

両腕で鎖を操っているように見えるけど,実際は小宇宙で操っているとしか考えられません。

瞬の鎖を使った攻撃は,実は手加減をしています。手加減をしている瞬に,邪武は歯が立ちません。

武器を用いずに戦う聖闘士が,鎖という武器を使っているではないかと思われるかもしれません。しかしこの鎖は聖衣の装飾品であり,武器ではないということになっています。聖衣の装飾品に過ぎないはずですが,鎖を操るための修行をしています。かぎりなく武器に近い装飾品です。

向かっても向かっても,瞬の鎖に阻まれて,指一本触れることのできない邪武です。最初の威勢はどこ行った。

グラード財団療養所にて

紫龍が療養所に入院している星矢のもとを,春麗とともに訪れます。

紫龍は五老峰に帰る前に,気になっていたことを星矢に伝えるために訪れています。

俺は戦いが始まったときから,異様な小宇宙を感じていたのだ。どこからか,俺たちの動きをすべて見ているような……

10人目の男がコロッセオにいるということです。その鍵は,アンドロメダの鎖が握っていると,紫龍は言います。

アンドロメダの鎖について,なぜ紫龍は知っていたのでそうか。アンドロメダ聖衣に関する知識を老師から教えられていると考えられますが,一体どこまで老師から教わっているのでしょうか。88星座,すべての聖衣についての知識はないように思えます。

アンドロメダの鎖

アンドロメダの鎖の前に,邪武は為す術がありません。手抜きの瞬にやられる一方です。

しかし,上は空いていると,邪武は上から瞬に攻撃を仕掛けようとしますが,ネビュラチェーンは上への攻撃を最も得意としています。

邪武は一方的にやられて,瞬は1ポイント先取となります。

1ポイントを先取した瞬ですが,鎖に異変を感じます。

AXIA

鎖はAXIAの文字を表現して,瞬に危機を知らせます。なぜギリシア文字ではないのか,最大の謎です。聖闘士なんだから,ここは古代ギリシア文字で表記してほしいところです。

鎖が伝えようとしていることを読み取ろうとする瞬に,その鎖を握って先程やられたお返しをしようとする邪武です。

瞬は警告しますが,聞く耳持たない邪武です。さすがは自ら進んでお嬢様の馬になった男,何も考えていません。警告にもかかわらず邪武はチェーンを引っ張ります。

10人目の男

アンドロメダの鎖は,驚くべき防御本能を持っている。(中略)つまり,あの闘技場において10番目の男を最初に突き止めるのは,アンドロメダの鎖以外にないということだ!!

さすがは紫龍。聖闘士の生き字引とも言える存在の老師の弟子だけあります。博識です。

鳳凰星座はあの男以外に考えられないと紫龍はいいます。紫龍は誰がどこの修行地に送られたのかを覚えており,どの聖衣を手に入れることになるのかまで知っていたということになります。どの修行地でどんな聖衣が手に入るのかは,老師からの入れ知恵でしょう,きっと。

死んだはずのあの男って覚えているぐらいだから,それほど強烈な個性をもつ男だったのか,強烈な事件を起こした男ということでしょう。

星矢と紫龍の会話から,周囲の人間を相当憎んでおり,恨みを晴らすために大量殺戮を起こしかねないということまで予測しています。7歳や8歳の子供だった頃の性格で,ここまで言われてしまうものなのか。

鎖の示す方向

邪武に握られた鎖は1万ボルトにも相当する衝撃を邪武に与えることによって手を離れ,更に激しい動きをして危機を知らせます。

鎖はどんなざわめき方をしていたのでしょうか。瞬がわざと動かしているわけではないので,聖衣は生き物であるということが示されています。

鎖は邪武ではなく,別の方向に対して防御を張ります。

会場全体がどよめきます。

鎖が危機を示す方向を見つめます。

紫龍と星矢が会場に到着します。グラード財団療養所がどこにあるのか知りませんが,到着早すぎやしませんか。隣接していたとしても,早すぎます。

黄金聖衣

鎖が示す方向には,黄金聖衣があります。

今まで天気が良かったはずなのに,突然稲妻が黄金聖衣に落ちます。

稲妻が黄金聖衣に落ちると,聖衣箱の蓋が開き,中から10人目の男が現れます。

紫龍と星矢の試合が行われていたときから,ずっと,聖衣箱の中で登場を待っていたとしか考えられません。

狭い空間で,ずっと,登場を待っていました。体が痛くなったりしなかったのでしょうかね。

コメント

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