第5話『キグナス 氷原の戦士の巻』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみ御覧ください。古い作品なので,ネタバレも何もないかもしれませんが,一応忠告しておきます。漫画の話とわかっていても,科学的に突っ込みたくなることってありますよね。

本編

第2試合の邪武vs.蛮の試合はあっさりと1コマで片付けられています。漫画のコマ表現としてはあっさりしていますが,試合内容は2ポイント先取とあるので,2ラウンドは戦ったことになります。星矢が1ラウンドで片付けたのとは対照的です。

原作ではあっさりと1コマで片付けられていますが,アニメではなかなかに引き伸ばされていましたね。なかなか見どころのある試合内容にされていました。星矢の前座試合(失礼)としては申し分ないでしょう。

当時の邪武は星矢のライバルとしての立ち位置でしたので,戦いに勝利した邪武は星矢にカマをかけます。トーナメントも,決勝戦で邪武と星矢が当たることになっています。結局,当たることはなかったのですけどね。

「仕方ねえ,キグナスにいたっては日本男児じゃねえしな」

に続く「ロシア人とのハーフのあいつさ」という邪武の話を聞いて,星矢はようやくキグナスの聖闘士が氷河であることを知ります。

東シベリア海

東シベリア海という海は存在しないので,架空の海かと思います。

分厚い氷をかち割って海に入り,海の底に沈んだ船に眠る母に花を手向けにいきます。息の続く限り潜っています。ヤコフの話では,1時間近くも潜っています。

息が続かなくなったら冷たい水の中から出てきます。1時間も潜っていたら,穴を開けた部分にも再び氷が張ってきそうなのに,氷は張っていません。氷の形成を,小宇宙で食い止めているのかもしれません。

ヤコフは氷河に,聖域からの手紙を届けに来たのでした。グラード財団からの手紙かとおもったら,ギリシアからの手紙です。グラード財団からの手紙なら無視するつもりでいた氷河ですが,聖域からなら読まなくてはなりません。

白鳥座聖衣

聖域からの手紙を受けて,氷河は永久氷壁に向かいます。何万年も溶けたとことのない永久氷壁の中に,白鳥座の聖衣があるということでした。

氷河は聖闘士の資格を得たものの,聖衣はまだ与えられていなかったそうです。その聖衣が永久氷壁の中にあるということでした。何万年も解けたことのない氷の中に白鳥座の聖衣があるなど,聖域はその情報をなぜ知っていたのでそうか。

氷河は現れた聖衣を早速身につけます。

聖域からの手紙の中には,聖衣の在り処の他に,星矢たちの抹殺命令も含まれていました。星矢たちとありますが,銀河戦争に参加した青銅聖闘士全員の名前が書いてあったのでしょうね,きっと。

氷河は星矢たちを抹殺するために銀河戦争に参加することにします。

ところで,氷河は現れた聖衣を身につけましたが,日本に向かうために再び聖衣を脱いで聖衣箱にしまったのでしょう。とりあえず身につけてみて,サイズや着心地を確認しただけかもしれません。

銀河戦争

フェニックスとキグナスが現れないので,試合を繰り上げ用としたタイミングで,氷河が現れます。それにしても,全員参加できることを確認してから,大会を開催しなかったのでしょうか。フライング開催もいいところです。

各聖闘士が乗る飛行機の便をチェックするだけでも,ぜんぜん違うとは思います。

「俺ははるか北の海から,お前たちを葬りに来たのだからな」

他の青銅聖闘士たちは氷河のこの言葉に驚きますが,間違ってはいません。氷河は聖域の勅命を受けて銀河戦争に参加することになったのですから。

氷河vs.市

市に「戦いに遅れてきたロシア人」と揶揄されますが,「母はロシア人だが父は日本人」と返します。ハーフなのに,金髪碧眼という謎の髪色と瞳の色です。城戸光政自身が実は西洋人の遺伝子を持っていて,たまたまロシア人との間にその遺伝子がいい具合に出たのでしょうか。

市の拳は蛇がのたうつような拳ですが,スピードはありません。

市の拳を止める氷河ですが,海蛇座の聖衣から毒牙が出て,白鳥座の聖衣に突き刺さります。海蛇座の聖衣には毒があり,その毒が全身に回って死ぬと言っています。

聖衣付属の武器のようなものをしようしているわけですが,聖衣がまだ与えられていなかった時は,どうやって練習していたのでしょうか。大いなる謎です。爪のついた革手袋でも使用していたのでしょうか。

市の拳はどれも緩やかな拳で,氷河はびくともしません。しかし海蛇座の毒牙が氷河の聖衣の胸パーツに突き刺さります。ヒドラの牙は何度でも生えてきます。

氷河は牙が二度と生えないようにすればいいと,腕を凍らせます。

次は海蛇座の膝のパーツからも牙が現れ,白鳥座のヘッドパーツに突き刺さりますが,それすらも凍りつきます。

実は,ヒドラの毒は,まったく氷河の体に到達していません。ここで市は自分の負けを感じ始めます。

白鳥座の聖衣は第四紀洪積世の始まり…(中略)…まして破壊することなど,たとえ聖闘士の力を持ってしても不可能だ

氷河は市にトドメを指す前に言っていますが,白鳥星座の聖衣も,この先結構破壊されてます。嘘は言ってはいけませんよ。まぁ,この頃の氷河は白鳥星座聖衣を単に過信していただけかもしれません。

氷河のダイヤモンドダストで,海ヘビ星座の聖衣は粉々に砕け散ってしまいます。

聖域十二宮編で,青銅二軍たちは矢に倒れた沙織を護衛しますが,その時聖衣は復活しています。再修行を命じられていたわけですが,その間にみんなでムウの元へ行ったのでしょうね。

ムウは星矢たちが十二宮に乗り込んで切る前に,龍座と天馬座の聖衣の修復を皮切りに,一体何体の聖衣を修復したのでしょう。貴鬼も良い修行になっていたことでしょうね。

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