第23話『星矢 怒りの攻撃!の巻』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみ御覧ください。古い作品なので,ネタバレも何もないかもしれませんが,一応忠告しておきます。漫画の話とわかっていても,科学的に突っ込みたくなることってありますよね。

本編

タイトルページからして,ありえない波の立ち方をしています。どうしたらこのような波(チューブ状)になるのでしょうか。

魔鈴を空に投げては,落ちてきたところ殴っています。殴られて,またさらに魔鈴の体が宙を舞ってています。

魔鈴の顔を殴っています。魔鈴はマスクをしているので,それなりに防御はされていますが,宙を舞うほどの殴られようです。しっかり重心をとらえて殴りあげなければ,きれいに宙は舞えません。首の骨にダメージが行っていそうな殴られ方です。

漫画の世界の聖闘士でなければ,すでに死んでいるレベルです。

流血ぶりもひどく,全身から血を流しています。

逆さ吊りの刑

どこから十字の杭と鎖を調達してきたのかは分かりませんが,モーゼスとアステリオンはマリンを逆さ吊りにして,海に突き立てます。

浜辺なので,それなりの深さに突き刺さないと安定はしないと思われますが,そこは聖闘士です。しっかり刺さっているとは思います。しかも,満潮になった時の潮の高さまで計算して刺しています。

見ず知らずの土地に来て,潮位がどのくらいになるのかなんて,どうやって知ったのでしょうか?

以前噂で聞いたことがある。日本人でありながら,魔鈴が幼いころギリシアまで来たわけは,生き別れになった弟を探すためだと…。 by アステリオン

文庫版『聖闘士星矢(3)』P253

作者は本当に,魔鈴を星矢の姉にしたがっていたんだよね。時間軸的に無理だったわけなんだけど。

自分の弟を探すために,どうやって魔鈴がギリシアまで行けたのかは謎ですね。まだテレポートをマスターしていない幼い魔鈴が,旅券を手に入れ,ビザを手に入れ,飛行機のチケットを購入し,飛行機に乗ってギリシアまで一人で行くなんて……。

いや,無理だろ!

匂いにつられて登場する星矢

魔鈴さんのピンチに,星矢がやってきました。魔鈴を助けようとしますが,そのためにはモーゼスとアステリオンを倒さなければなりません。

怒り沸騰で先制攻撃を仕掛ける星矢です。

星矢の沸騰ぶりに,アステリオンは魔鈴と星矢は姉弟だと確信しますが,それだけで星矢と魔鈴が姉弟と決めつけるのは,あまりにも短絡的過ぎやしないかと思います。

とりあえずモーゼスをふっとばして魔鈴のところに駆けつけますが,そうは問屋がおろしません。動きは白銀の方が優っていますからね。しかも怒りに任せて突き進んでいるものだから,スキだらけです。

カイトススパウティングボンバーで魔鈴と同じく宙を舞う星矢です。

聖闘士ですから,高く投げ上げられるだけなら問題はないのですが,前後不覚になってしまい,次の攻撃を受けやすくなってしまうのがこの技の特徴のような気がします。

すっかり気を失ってしまう星矢ですが,

姉の魔鈴と一緒にあの世にいけーーーっ

文庫版『聖闘士星矢(3)』P263

なんてモーゼスが余計な一言をいってしまうもんだから,急に元気百倍になってしまうではありませんか。

翼が生えたか

魔鈴さんが生き別れの姉かもしれないと思っただけで,瀕死の状態からの起死回生です。

この世にたった一人の肉親だということで,それだけ絆が強いということと理解しておきましょう。

前後不覚な状態から突如小宇宙を燃やして,翼が生えたかのように体勢を整えて,空中からのペガサス流星拳。

踏ん張れない状態でどうやって流星拳を打っているんだ?それに,作用反作用という法則があってだね……。

アステリオンの忠告が間に合うこと無く,間髪入れずにモーゼスの後ろをとって,ペガサスローリングクラッシュ!

聖闘士の攻撃の速さに,アステリオンの忠告なんて間に合わないのが普通でっせ。

サトリ

モーゼスを倒したのは良いものの,次の相手は人の心を読むサトリを身につけているアステリオンが相手です。心を読む本人が相手なので,パートナーに忠告するなんていう時間は必要ありません。

相手の次の行動を読み取って攻撃を避けてしまうので,数撃ちゃ当たるの流星拳ですら当たりません。読めたところで避けるのも大変だとは思いますが,そこは青銅の上をいく白銀ですので余裕なのでしょう。

そして,分身の技!……,じゃなかった,猟犬座最大の奥義ミリオンゴーストアタックをガッツリ食らう星矢。

アステリオンの分身に流星拳を打っても,全く当たりません。幻なんでしょうね。

ちなみに,星矢の流星拳はマッハ1なのに対し,アステリオンの技はマッハ2なのだそうです。

周囲に撒き散らしている衝撃波がヤバそうです。

魔鈴さん脱出

すっかりアステリオンにやられて,再び瀕死の状態の星矢。そのまま気絶。

そこへ登場したのが,いつの間にか鎖から脱出した魔鈴さん。

あれだけ時間があれば関節を外していやでも抜けられるさ

文庫版『聖闘士星矢(3)』P286

関節外しての縄抜けなんて,いくら格闘家でもそうそうできるものではありませんから。それに,関節外しなんて,痛いです。死ぬか活きるかの瀬戸際でなければやらないでしょう。まぁ,あの状況は魔鈴さんにとっては瀬戸際ではありましたけどね。

無の境地

魔鈴さんは学習しました。

先程はいろいろと考えながら戦ってしまったために,アステリオンのサトリの法にやられてしまったと。だから,何も考えない無の境地へと精神を持っていき,流れに身を任せて戦えば良いのだと。

この作戦は見事にはまり,相手の心を読めなくなったアステリオンは,途端に攻撃ができなくなってしまいます。今までサトリの法に頼りすぎた戦いしかしてこなかったのですから。

アステリオンはミリオンゴーストアタックを仕掛けようと飛びますが,魔鈴はそれを上回るジャンプを見せ,イーグル・トゥ・フラッシュを決めます。

アステリオンより高く飛んだところは理解できる。しかし落ちていくアステリオンよりも早く,しかも加速度をつけてアステリオンを撃ち落とすとは,自由落下の法則を無視してますね。

加速度をつけて落下する方法なんてないのに!

魔鈴も星矢と同じように,翼でも生えたんでしょうね。

アステリオン,急所は外しておいた。聖域まではお前の命はもつだろう。帰って教皇に報告しな。

文庫版『聖闘士星矢(3)』P292

この状態で飛行機に乗ろうとしても,止められるだけのような気がしますけど。テレポートで帰るから良いのかな。テレポートで帰るだけの力は残しておいたと。

これはこれで,魔鈴は聖域に逆らったということが決定的になります。

それが意味することは何か。ここで魔鈴が意味深なことを言っています。

聖域ではびこる邪悪も消滅することになり,聖闘士の新しい時代がはじまるのさ!!

何かを知っていそうな魔鈴さんです。

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