第13話『黒死拳の恐怖の巻』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみ御覧ください。古い作品なので,ネタバレも何もないかもしれませんが,一応忠告しておきます。漫画の話とわかっていても,科学的に突っ込みたくなることってありますよね。

本編

修復された新生ペガサス聖衣を星矢が身にまといます。

紫龍の姿はなく,聖衣箱だけが届いたので,星矢は紫龍の魂がここに届けたのかと目を疑います。聖衣箱が勝手に動き出しますが,その原因を瞬は簡単に見破って攻撃すると,貴鬼が現れます。

TVアニメではムウが透明人間のような登場の仕方をしましたが,原作では貴鬼がそのような現れ方をしていますね。TVアニメのムウの登場の仕方は,ここでの貴鬼の登場の仕方を参考にしたのでしょうか。尤も,ムウは攻撃を受けることなく姿を現してますけど。

紫龍はどこに?

紫龍って人が帰れなくなったから,この聖衣だけでも運んでやれって,ムウ様にいわれてきたのさ

一週間も見続けた悪夢の影響もあってか,星矢は激しく動揺します。

紫龍が帰れなくなったとは,どういうことだ?と。

星矢は驚いて貴鬼を問い詰めます。両肩を握って激しく揺さぶります。

いくら貴鬼が黄金聖闘士見習いとはいえ,聖衣を纏った正規の聖闘士が肩を握りしめたりなんかしたら,肩が砕けてしまいます。聖闘士見習いの貴鬼の肩が本当に砕けてしまうようなことはありませんけどね。

ただあの2つの聖衣を修復させるためには,紫龍の命が必要だって,ムウ様と話していたよ

更に激しく動揺する星矢です。動揺しすぎて,更に貴鬼を問い詰めてしまう星矢ですが,貴鬼は本当に何も知りません。瞬にたしなめられて,ようやく手を止める星矢です。

紫龍はペガサスの聖衣をよみがえらせるために,死んだのかもしれないなんて聞いたら,平常心でいられるわけがありません。

風穴の中で互いの居場所を確認するためにこの鈴をつけておこう

風穴の中は真っ暗です。お互いの位置も分かりません。瞬のアイデアは一理あります。

瞬は暗黒聖闘士から挑戦状が届いてから戦いに挑むまでの一週間の間に,富士山麓の風穴がどのようなところかを調査した上で,鈴を身につけるというアイデアを考え出したとは,なかなかの切れ者です。

問題は,戦っている間はお互いにノイズを出しまくりなので,鈴の音が聞こえるのかどうか。鈴の音は,味方だけでなく敵にも自分の位置を教えてしまうというデメリットがあるのではないかということ。

そのようなことは考えていないようです。お互いに死んでいるか生きているかどうかの判断材料になるとしか考えていないようです。

聖闘士星矢は物語の後半になると,お互いの小宇宙の発現具合で居場所や生死を判断できるようになっています。物語の序盤では,小宇宙の覚醒もまだそこまでいっていないので,鈴の力に頼ることにしたのでしょう。

各自鈴を手に持って風穴へと入っていきますが,黄金聖衣のパーツを持っているようには見えないのは気にしてはいけません。きっとどこかに隠し持っているに違いありません。

紫龍がここへ来たら,この鈴を渡してやってくれ。もし生きていたら……,いや……あいつは必ず生きてここへ来るはずだから

と,星矢は貴鬼に鈴を託します。

星矢vs. 暗黒ペガサス

星矢は風穴に入って進んでいくと,広大な空間へ出ます。そこで暗黒ペガサスに出くわし,戦うことになります。

それぞれ自分の守護星座と同じ暗黒聖闘士と対戦することになるのですが,その確率は1/24です。一応ありうる確率にはなっています。

暗黒流星拳

暗黒ペガサスは星矢に出会うと軽くあいさつを交わしたぐらいで,いきなり暗黒流星拳を放ちます。星矢は暗黒流星拳を交わしますが,それでも5,6発は食らってしまいます。

暗黒流星拳を食らっても,かすり傷一つない聖衣に感動します。涙して感動します。紫龍が命をかけて修復してくれた聖衣だと思い込んで,涙します。

まだ星矢は,紫龍の生死を知りません。

その涙がそのまま小宇宙の爆発となって,星矢の流星拳が暗黒ペガサスを倒します。いともあっけなく倒される暗黒ペガサスです。

暗黒ペガサスが倒されると,黄金聖衣の腰パーツがどこからともなく飛んできます。腰パーツはかなり大きなパーツです。どこに隠し持っていたのでしょうか。謎です。

黒死拳

暗黒流星拳は別名黒死拳です。

やがてお前は知るだろう…,暗黒流星拳の本当の恐ろしさを…国司券の恐怖をな……

そう言って暗黒ペガサスは息絶えます。

黒死拳は遅効性の技です。聖闘士が遅効性の技を使用しては,技の効果が発動する前に敵の反撃を食らって自分が不利になってしまいます。黒死拳も例外ではありません。現に星矢から流星拳の反撃を食らって自分のほうが先にやられています。

聖闘士の遅効性の技はあまり意味がないように思えます。

黒死拳が徐々に星矢の体を蝕みます。黒死拳は一体どんな仕組みなんでしょうか。細菌を仕込むというものでもありません。物理攻撃のみです。北斗の拳のように秘孔を突くような技でもありません。

星矢は熱に侵されながら,崖下へと落ちていきます。

第11話『死闘!恐怖の黒死拳』の感想
本編決戦場へは,グラード財団のヘリコプターで向かいます。沙織と辰巳も同乗しています。「殺生谷とは,地図にもない谷です。」by沙織「調べたところ,土地のものでも恐れて近づかない,文字通り,人や動物を自然に死に至らしめ...

白鳥星座vs. 暗黒スワン

再び因縁の白鳥星座対決です。

前哨戦で氷河優位は確定しているので,戦う意味はないと氷河は主張します。勝負はわかっていても,暗黒スワンは引き下がるわけにはいきません。

暗黒スワンが黒吹雪を放っても,氷河には全く通用しません。

対して氷河は,カリツォーからのホロドニースメルチで暗黒スワンを一発K.O.です。

氷河は暗黒スワンの右手だけを残して氷の柱に閉じ込めます。暗黒スワンは最後の力を振り絞って右目をくり抜き,どこかへテレポートさせます。

氷河は崖下に落ちた星矢の鈴の音を耳にしますが,気のせいかと立ち去ってしまいます。

鈴の音は,やはり弱いですね。カウベルならまだ鳴り響いたかもしれません。

コメント