第4話『ドラゴン!無敵の剣と盾』の感想

昔のアニメなので今更ネタバレもなにもないのですが,一応ネタバレO.K.の方のみご覧ください。リアルタイムでTVアニメを見ていました。今再び原作と映像を見直して,感想を述べたいと思います。

当時はアニメが原作に追いついてしまったがゆえに,アニメオリジナルのエピソードが挿入され,それがまた原作との矛盾を生み出し,原作以上にツッコミどころ満載の作品となりました。ツッコミを入れながら楽しめるのも,この作品の良いところでもあります。

本編

孤児院の子どもたちが,子どもたちだけで,引率者無しで,グラードコロッセオに来ています。保護者はどこに行ったのでしょうか?これは問題ではないでしょうか。

それに,孤児院の子どもたち3人分の入場券をどうやって手に入れたのでしょうか。お小遣いを頑張って溜めて,購入したのでそうか。競争率も高いと思うのですが,仲良く3人分手に入れることが出来たのは,ラッキーかも知れません。

紫龍vs.星矢

龍星座紫龍
青銅聖闘士一軍5人組の一人で,龍星座を守護星に持ちます。義理堅く,真面目な性格です。紫龍と言えば,すぐに聖衣を脱ぐという脱ぎぐせが有名です。聖衣が脱いだほうが小宇宙が燃えて強くなるという,何のための聖衣があるのかと問い詰めたくなり...

原作と違い,試合開始前から春麗は出てきません。

戦いが始まり,紫龍の一撃が星矢の腹にみごとにハマって星矢が倒れると,春麗が登場します。斎場の入り口から,

「紫龍!」

と叫んで,リングに駆け寄ります。大歓声の中,春麗の声を聞き分ける紫龍は,かなりの地獄耳の持ち主です。リングに駆け寄る春麗を,原作同様誰も止めません。警備は一体どうなっているのでしょう。

春麗は老師が危篤ということを知らせます。

修行の回想シーン

廬山の大瀑布を前にして,老師から大滝を逆流させるように言われます。ここでの紫龍の服装は,上半身裸なのはもちろんのことですが,紫色のピチピチのタイツ(アンダーウェア)に,緑色のレッグウォーマーをしています。

普段着の中国服の下には,タイツとレッグウォーマーなのですね。レッグウォーマーは氷河とカミュだけかと思っていました。

滝にパンチやキックをするのにちょうどいい岩場があるのが不思議です。天候によって滝の水量はかなり変わると思われるのですが,常に一定なのでしょうね。

何度も滝に挑む紫龍は,何度も滝壺に落ちますが,平気な紫龍です。まだ聖闘士にもなっていない候補生の段階で,すでに滝壺に落ちても平気なほどの能力を身に着けていたのですね。

倒されても倒されても立ち上がる星矢

星矢に廬山昇龍覇を食らわせた紫龍は,リングをとっとと降りて中国に帰ろうとしますが,そうは問屋がおろさない星矢です。昇龍覇をくらっても,なお立ち上がってきます。

昇龍覇を食らっても,なおも立ち上がるとは,こいつは不死身か!?

主人公ですから,ほとんど不死身に近いようなものですね。そんなに出血しても,どんなに頭を打っても,平気なのですから。

立ち上がって流星拳を放つ星矢です。

最強の盾

星矢の放った流星拳を,雌雄は盾で防御,または回避します。紫龍は回避能力も高いことが示されています。毎日大滝に向けて拳を放っていただけで,回避能力を上げるような鍛錬はしていないようにみえたのですが。

流星拳をすべて回避します。紫龍は流星拳を盾で回避します。盾にはひび一つついていません。

最強の拳

今度は紫龍が拳を繰り出します。すると,星矢の左腕パーツはあっけなく破壊されてしまいます。

試合を観戦している辰巳は,星矢が負けるものと思っています。が,沙織は違います。

辰巳,星矢はこれぐらいのことで,ギブアップはしません。

さすがは女神です。星矢は自分の下僕となる真の聖闘士と,すでに見極めています。

矛盾

原作通りです。ただ,観客のざわめき方が強調されており,原作では冷静な語り口調だったリングサイドの青銅聖闘士が熱く語っています。

最強の盾と拳がぶつかればどうなるか,両方破壊されていますが,両方破壊されないということだってありうるのではないでしょうか。

紫龍の両腕から流れる血が痛々しいです。殴って血管が切れるのはわかりますが,内出血ではな必ず外出血になっている不思議さは,突っ込んではいけないところです。

星矢は,頭部からめっちゃ出血して倒れています。

リングサイドの氷河は,

これでどちらが生き残ろうと,次の準決勝でこの俺と戦うべき人間は,どちらも戦闘不能になったということだ。

氷河にしては冷静です。

星矢の回想シーンで,美保ちゃんが泣いています。ここは泣くような場面でしたっけ?深いことは考えないで置くことにしましょう。美保ちゃんの言葉が木霊します。木霊します。木霊します。

倒れても倒れても立ち上がる星矢です。

やはり最後は生身の体で

紫龍の本領発揮です。盾と拳が使い物にならなくなったら,迷わず聖衣を脱ぎ捨てる紫龍です。剣と盾だけだ,聖衣ではないはずなのですが。

気合で筋肉に力を入れて聖衣を脱ぎ捨てるって,一体どういう筋肉と聖衣の構造をしているので粗床。気合でマスクが吹き飛んでいくというのが,一番の謎です。しかもマスクは空の彼方まで飛んでいってしまいます。

紫龍が聖衣を脱ぎ捨てたところで,沙織は紫龍も真の聖闘士ではないかということに気づいたような表情をします。

星矢!紫龍!聖衣は実を守るためのいわば鎧だ。それを脱ぎ捨てて戦うなど,火の中で裸で戦うようなものだ

瞬が慌ててリングサイドに駆け寄ります。原作では駆け寄っていません。しかしアニメのこの表現は,瞬の優しい性格を表していて,とても良い変更だと感じました。

もはや2人にあるのは「」のみ。

聖衣を脱いだ後のアンダーウェアは,まるでプロレスのパンツです。

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