第46話『吠えろ!攻防一体の星雲鎖』のつっこみと感想

昔のアニメなので今更ネタバレもなにもないのですが,一応ネタバレO.K.の方のみご覧ください。リアルタイムでTVアニメを見ていました。今再び原作と映像を見直して,感想を述べたいと思います。

当時はアニメが原作に追いついてしまったがゆえに,アニメオリジナルのエピソードが挿入され,それがまた原作との矛盾を生み出し,原作以上にツッコミどころ満載の作品となりました。ツッコミを入れながら楽しめるのも,この作品の良いところでもあります。

あらすじ

双子座の聖闘士に氷河は異次元空間に飛ばされてしまい,双児宮に残った瞬。

瞬は再び異次元空間に飛ばされそうになりましたが,一輝が教皇の脳を直接働きかけて瞑想を邪魔することによって,難を逃れます。

そしてまた異次元空間に飛ばされそうになるも,今度は小宇宙を高め,時空間をも飛び越えるスクエアチェーンで一矢報い,迷宮は消えます。そして,瞬は次の宮へと駒を勧めることができました。

第32話『双子座の幻影の巻』の感想
本編双子座の聖闘士は幻影ですので,瞬の敷いた星雲鎖に全く反応しません。平気で渡って上を歩いてきますし、鎖が双子座の聖闘士に反応しません。それ以前に鎖の上は歩きにくいと思うのですけど,これも平気ですね。中身がないからかも...

本編

双子座の黄金聖闘士と教皇の映像が重なります。

もう,視聴者にも教皇の正体が双子座の黄金聖闘士であることがはっきりと分かります。というか,もうすでに数話前から分かっています。

氷河は異次元へ飛ばされ,瞬も鎖をなんとか双児宮の柱に飛ばされないように縛り付けて耐えますが,ついにはその鎖も切れてしまいます。

瞬

兄さ~ん!

飛ばされるときのセリフがそれかい!

アテナではなく,星矢たち青銅聖闘士たちでもなく,兄さんなのかい!

瞑想(メディテーション)

瞬が異次元へと飛ばされようとしたその時,瞬は飛ばされることなくそのまま双児宮へと落ち,教皇が突然立ち上がります。

誰だ!

どうやら誰かが邪魔した模様。

双児宮へ落ちた瞬の前では双子座の聖闘士が消え,出口がはっきりと見えることに…。

完全に術が解けたということですね。

こんなことで簡単に双児宮の迷宮が解けてしまうなんて…,って,まあ,迷宮なり幻惑なりを生み出すには,かなりの集中力を必要とするということですね。

余のメディテーションを直接この頭脳に働きかけ邪魔をした者がいる…。バカな…,こんなことができる者など…。アテナか…,いや違う…。(中略)アルデバランは金牛宮を動いていない。

脳に直接攻撃をするのなら,動いている必要は全然なくて,むしろ動いていないほうが怪しいと思ってしまうのですがね。そうは考えないのでしょうか。

ムウや老師以外に,余の頭脳に直接ショックを与えるような真似のできる聖闘士がいると?ええい,まだ感じる。余に対して恐ろしく好戦的なこの小宇宙は…。これはカノン島ではないか?(中略)余の邪魔をしたものがこの火口にいる!

ま,まさか…。

小宇宙の逆探知で,攻撃を仕掛けたのが鳳凰星座であることを探り当てます。

小宇宙って…,便利だ。

これって,双児宮の迷宮を生み出した者が何者か分かっていないと,脳に直接攻撃なんてできないのではないでしょうか?

一輝はすでに教皇が双子座の黄金聖闘士だということが分かっていたということでしょう。

あらゆる生命体が一瞬にして燃えてしまうような火口にいて平気だなんて,やはり聖闘士は違いますね。一瞬で燃えてしまうような火口は,聖闘士が傷を癒す場所だなんて,ありえません。

フェニックス一輝

小宇宙逆探知の結果,犯人が一輝だとわかったということでフェイックスのおさらい回想シーン。

青銅聖闘士でありながら,たった一人でデスクイーン島を制圧し,暗黒聖闘士を抹殺した男と紹介されていますが,暗黒聖闘士は抹殺していませんから!

暗黒聖闘士の首領を抹殺しただけで,その配下の暗黒聖闘士たちは手下にしただけですから!

TVアニメ版では,一輝は教皇から星矢たち青銅聖闘士を抹殺するように命じられた。

という設定にされていましたから,ちょっとここでも触れてますね。

おまえも星矢たちと同様,この余に対して挑むつもりなのか…。

逆探知されてしまったと感づいたのかどうなのか,一輝は再び眠りに入ります。

どうせ処女宮になったら登場してくることを考えると,数時間の二度寝です。

瞬

今,兄さんの小宇宙を感じたような気がしたけど…,まさか,兄さんがこの聖域に来ていると…。そしてこの危機を救ってくれたと。そうだ,間違いない!

単純です。

まぁ,瞬らしくて良いけど…。

一輝が助けたのは確かだけど,聖域には来ていません。

迷宮再び

このまま双児宮を抜ければよかったものの,氷河のことを気にして立ち止まってしまったのがいけませんね。再び迷宮に捕まってしまいました。

再び双児宮の出口を閉ざされるとは。もはやお前に逃げ道はなくなったのだ。なぜ迷路が消えている間に逃げなかったのだ

まったくもってそのとおり,瞬の優しさが命取り。

再びアナザーディメンションによって,異次元へと飛ばされようとする瞬。今度は一輝による邪魔が入らないことは確信しています。

映像ではどう見ても異次元に飛ばされてしまっているように見えますが,実はなかなか全然飛ばされていなかったり…。鎖が2本ともちぎれて宙を浮いているのに,なぜか踏ん張っていることになっている不思議!

異次元に飛ばされつつある中,思い出す一輝の言葉,沙織の言葉,アルデバランの言葉……。

尺稼ぎ~♪

瞬

甦れ!ネビュラチェーン!

千切れてなくなっていたはずの鎖の先端部分が,どこからともなく現れてきて,千切れた部分と結合!

鎖にそんな自己修復能力があったんかい!

そしてここで流れているのは,アンドロメダ瞬のキャラソン。懐かしい…。

そうだね♪兄さん そうだね~♪

ネビュラチェーンで自身の周りに防御壁を張る姿は,まるで新体操のリボン競技。

瞬

このアンドロメダの鎖が,なぜ2本あるか知っているか?左手のサークルの鎖は防御,右手のスクエアの鎖は(中略)敵がどこに隠れていようと,必ず見つけ出して攻撃をしてくる。たとえ,どこにいようとな!

鎖の解説長いです~。

敵にわざわざ技の解説をするなんて,聖闘士たちはなんて親切なんでしょう。

解説している間に攻撃されるなんてことは,考えていないんでしょうね。相手への威嚇にもなっているのかもしれませんが…。

瞬

僕は戦う!徹底的にね!行け!スクエアチェーンよ!

異空間をも超えて攻撃を仕掛けることができるなんて,最初から親玉を攻撃できるのではないか!?もったいぶらなくて良いものを…。

天の声

よさないか。

これ以上見苦しい真似はよせ。双児宮の戦いはアンドロメダの勝ちだ。

今なら全て置鮎龍太郎さんが両方とも演じるのでしょうけど,善の人格の心の声,悪の人格の声,双子座の黄金聖闘士の声にすべて異なる声優さんが割り振られています。

最近のゲームで置鮎龍太郎さんがすべてを演じているものに慣れてしまっていることもあってか,ある意味違和感,ある意味新鮮。

不思議な感じがします。

お前も分かっているはずだ。アンドロメダは,アナザーディメンションをモロに受け,すべての感覚を失いながら小宇宙を燃焼させ,異次元空間をはねのけた。つまり自ら,セブンセンシズに目覚め始めたのだ。

まさにお前の手で,眠れる獅子を起こしてしまったのだ。

だがこの先二度と手加減はせん。全力をもって青銅聖闘士の小僧どもを皆殺しにしてくれるわ!いわばこの余を,本気にしてしまったのだぞ!

本気になったところで,青銅聖闘士たちが教皇の間までたどり着くまで本気の出番はないのではないでしょうか。

双子座の聖衣

鎖が戻ってくると,迷宮は消え,鎖には何やら首飾りが絡みついていました。

そして,双子座の聖闘士が倒れ,聖衣がオブジェ形態へと変化しました。

瞬

おそらくこの双児宮と聖衣を操っていたものこそ,戦いのすべてを握る元凶なのだ!しかし,この双子座の聖衣のなんと淋しげなことだろう…。陰と陽の悲しみを感じるのは,僕の気のせいだろうか。

さっきは氷河のことを気にして双児宮に踏みとどまったのに,今度は氷河が戻っていないにもかからわず双児宮を抜け出ます。

双子座の聖闘士がいないことを確認できたかどうかの違いはありますが…。

気が変わるの早すぎない?

異次元から落ちた氷河

氷河
氷河

俺は一体,今までどこを彷徨っていたんだろう?なにか,とてつもない夢を見ていたような気がする…。

氷河は,金牛宮に続き双児宮と,合わせて2時間近くも気を失っていたことになります。

カミュ
カミュ

お前が白鳥星座氷河か。

TVアニメではカミュは氷河の師匠ではないんだった…。この場面が初対面になるんだった…。

水瓶座カミュ
『水と氷の魔術師』と云われるカミュですが,氷技はあっても,水を操る技を見たことがありません。一応水瓶座だから水が付いてるのでしょうけれど,実際には氷しか操っていません。白鳥座氷河の師匠で,常に『クールであれ』と氷河に教えていますが...

だから,セリフも変わっているんだった。

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