第16話『巨大!ドクラテスの猛襲』の感想

昔のアニメなので今更ネタバレもなにもないのですが,一応ネタバレO.K.の方のみご覧ください。リアルタイムでTVアニメを見ていました。今再び原作と映像を見直して,感想を述べたいと思います。

当時はアニメが原作に追いついてしまったがゆえに,アニメオリジナルのエピソードが挿入され,それがまた原作との矛盾を生み出し,原作以上にツッコミどころ満載の作品となりました。ツッコミを入れながら楽しめるのも,この作品の良いところでもあります。

TVアニメのお話が,原作に追いついてしまったがために挿入されたオリジナルストーリー(ここ大事)です。しばらく聖闘士のようで聖闘士ではないキャラが敵として登場します。

原作とは別の,パラレルワールド的なお話として,当時,笑いながらオリジナルストーリーを楽しんでいましたね。オリジナルストーリーは,それはそれはツッコミどころ満載で楽しゅうござんす。

その先の原作の話を知っていると,いろいろと矛盾が生じてしまったりして,まだわかっていない設定が多い中,オリジナルのストーリーを作成しなければならなかったアニメスタッフの苦労が偲ばれます。

新教皇アーレスの数々の悪事が登場しますが,サガはそんなことしません

本編

星矢たちは,悪の聖闘士ドクラテス一味に襲われ,マスクを残して黄金聖衣の8つのパーツを奪われてしまうのだ。

ナレーション

すでに悪の聖闘士と言い切っちゃってますけど,大丈夫ですか?リアルタイムで見ていた子どもたちからすれば,星矢たちの敵はすべて悪なのでしょうけどね。

ドクラテス
アニメオリジナルの聖闘士は,聖闘士の資格を持つけれど守護星座を持たないため,私兵聖闘士という扱いなのだそうです。聖闘士であって聖闘士でない。そんな存在です。ドクラテスのプロフィールこのドクラテスはカシオスの兄という設定...

アーレス教皇

いきなり戦争シーンです。戦闘機が飛んで,戦車が街を蹂躙しています。

教皇様,和平会議は決裂です。これで内乱は一気に広がります。教皇様のお考えどおりになりました。この国もやがて滅びるでしょう。

タンカーが破壊されて

アーレス教皇バンザーイ!

といって雑兵たちが海に飛び込んでいきます。タンカーを破壊することによって石油が海を汚し,国にとっては大損害となります。

アーレス教皇は悪いやつだということを表現したかったのでしょうね。すでに聖闘士星矢の世界ではありません。ここでアーレス教皇という名前が初めて登場します。

力こそが正義

場面は変わって,ギリシア聖域。そこでは聖闘士見習いたちが聖闘士になるべく修行をしているのですが,どうみても拷問です。

修行という名の拷問です。逆さ吊りにしたり,腰におもりを付けて崖を登らせるも,落ちたら針山とか。吊るしてむち打ちとか。そして脱落者は次々と抗されています。

貴重な兵士たちを,こんなふうに無駄遣いにしていいものでしょうか。

魔鈴,日本人のお前など,本来なら奴隷扱いでも文句は言えないんだ。ここにいられるのもすべて新教皇アーレス様のお慈悲の賜物なんだ。

シャイナ

闘技場では,魔鈴がシャイナの猛攻を受けています。ほとんどリンチです。黄金聖闘士のうち3人はヨーロッパ人ではないですし,真の教皇からしてアジア人なので,本来ならこのセリフも成り立たないのですけどね。

誰が黄金聖闘士なこは判明する前だったとはいえですね……。

そして教皇の玉座では,周囲に女性を侍らせて,酒を注がせています。これぞ酒池肉林

シャイナが魔鈴をリンチしているところを,アイオリアが止めに入ります。

アイオリア,お前日本人の方を持つ気か

シャイナ

女聖闘士は,黄金聖闘士に向かってタメ口です。このときのアイオリアはまだ黄金聖闘士の設定がなされていないとはいえですね……。まあ,この作品の女聖闘士の良いところなんですけど。

星矢,お前が日本に帰ってすぐ,教皇が突然亡くなられた。弟のアーレスが新教皇と成ったんだよ。そして,聖域に……

魔鈴

いつから教皇職が世襲制になったと?

城戸邸

黄金聖衣のヘッドパーツだけを持ち帰り,他は奪われてしまったことにご立腹の辰巳です。ご立腹ですが,沙織に一蹴されて退室します。

ところで,青銅聖闘士たちは戦いで満身創痍でボロボロだったはずだけど,何事もなかったかのようにピンピンしてます。みんな,輸血が必要なほど出血していたはずですけどね。

襲ってきた敵が何ものなのか,星矢は沙織に聞いています。

銀河戦争がもしかしたら恐ろしい力を持った悪の手で妨害されるかもしれないと。(だったらなぜ銀河戦争を?)巨大な悪を白日のもとにおびき出すための囮として使うためと。

沙織

原作と違い,沙織との距離が近い青銅聖闘士たちです。原作派としては,違和感ありまくりでしたね,当時。原作はただのわがままお嬢様で,仲がいいとは言えませんからね。

とりあえず,聖域に何かあったということを確認しあっている人たちです。

貴鬼

ほっこり笑いを誘ってくれる場面です。貴鬼が得意のサイコキネシスで,辰巳を弄んでいます。

ってか,いつまで貴鬼はここにいるんでしょう?ジャミールに早く帰らないと,ムウ様に叱られるんじゃないでしょうかね?

星矢はヨットハーバーに帰って寝るようですが,他の人達は城戸邸で寝泊まりをしているようです。貴鬼は紫龍と同じ部屋で泊まるようです。

星矢が紫龍のベッドに寝ションベンなんてするなよと言うと,

俺がするわけ無いだろ!ペガサスさん

貴鬼

ペガサスさんって。貴鬼はこれまでちゃんと星矢って,呼んでたよね。なんでここだけペガサス?

城戸光政

困ったときは,城戸邸のプラネタリウムでお祖父様と対話をする沙織お嬢様。

では今,黄金聖衣が現れたということは,人類の危機が迫っていると。

沙織

黄金聖衣はいつの時代にも存在はしていますけど。聖闘士は必ずしも存在はしていませんけど,聖衣は神話の時代から存在はしていたはずです。

お前が女神になるのだ。お前がアテナになるのだ!

城戸光政

沙織は本当に女神でアテナですけど。まだ女神として覚醒はしていませんけどね。この回が放送された時,沙織がアテナであるということは,原作でもまだ明らかにはなってはいなかったような……。

つかの間の……

青銅聖闘士たちの,それぞれの夜の一時。ゆったりとした時が流れている感じです。

腕立て伏せで汗を流す氷河。

マーマ,もう二度と会えないかもしれない。これが僕の定めなんだね

氷河

どこまでもマザコンです。

ドクラテス

場面が変わって,雪山でドクラテスを探す部下たち。雪の中から登場するドクラテスです。普通,そんな長時間雪の中にいたら,凍死してます。聖闘士のなりそこないとはいえ,鍛えているから大丈夫ということなんでしょうね。

城戸邸の朝

瞬が城戸邸の周りをランニングして,シャワーを浴びるというファンサービスシーンはここでしたか。瞬がシャワーをしているタイミングで城戸邸に襲いかかるドクラテス。

応戦する青銅聖闘士。一輝との戦いで聖衣はボロボロになっていましたが,いつの間にかなおっています。素晴らしい自然治癒力です。

ドクラテスはヘラクレス猛襲拳を青銅4人にぶちかましますが,クレーター1個作成されただけです。星矢が聖闘士になる前,魔鈴に見せたクレーターのサイズと大して変わっていません。体はでかくても,実力はやはり正規の聖闘士には及ばないということが,ここでバレてしまっています。

警察

いつの間にか辰巳が警察を呼んでいました。

あれだけのパワーが有りながらも,警察にビビって沙織を道連れに逃げ出すドクラテスは,なんて肝の小さな男よ。警察車両なんて,ヘラクレス猛襲拳で一掃できてしまうでしょうに。

沙織を掴んでドクラテスは逃げます。その大きさ堆肥から,ドクラテスの身長は4,5mはありそうです。そんな人間なんて存在しません。かなり重度の巨人症なのかもしれません。そんなことを言ったら,巨人症の人に失礼ですね。

少なくとも突然変異か何か病気でもなければ,あんなに巨大化はしないでしょう。そしてたぶん,体は巨大だけれども体の内臓はその大きさについていけないと思われるので,心臓と関節の負担は相当なものだと思います。

沙織の体を手で握れるって,どんな大きさだよ!!ドクラテスの爪の部分が,沙織の胸と同じ大きさ。ひょっとしたら,5mどころではないな。もっとあるかも!

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