2-8『帰路』の感想

Netflixに,聖闘士星矢がCGアニメになって帰ってきました。瞬が女性になっていたことでいろいろ賛否両論分かれるところですが,どんな形であれ,私としてはこの作品が受け継がれていってくれることが何よりうれしいです。

声優さんも,基本的にアニメ声優を引き継いでくれているのが嬉しいです。また会えました。

バッチリネタバレを含みますので,ネタバレO.K.の人のみご覧ください

ネタバレが苦手な方は,回れ右をお願いいたします。

原作とは設定がいろいろ変わっているようですが,それはそれで楽しむことにします。

本編

紫龍たち他の青銅聖闘士たちがどこかで生きていると知ってホッとする星矢。

この後やるべきことは,黄金聖衣を持ち帰ることだと思っている星矢ですが,それを否定する魔鈴さん。

星矢にとって黄金聖衣を持ち帰ることは,沙織さんと約束したことだから。でも…。

聖闘士の本分

星矢,おまえのやるべきことはそれじゃない。聖闘士の使命は何だい?

おまえをトーナメントに送り込んだ理由は分かっただろ。

分かっているなら,さっさとアテナの元へ行きな!

アテナに,今まで以上の危険が迫っている。あたしたち白銀聖闘士が送り込まれたのは,聖域は,アテナ抹殺に本気になったのだ。今誰かが彼女を守らなければならない。それがペガサスの定め,おまえがやるべきことだ。

魔鈴

そのとおりです。

ここから,魔鈴さんが解説する聖域で起こったこと。

アテナを守れ

この世に邪悪がはびこるとき,戦いの女神アテナは生まれ変わる。地上を救うべく立ち上がる。ところが,神話の時代よりアテナ降誕とともに執り行われていた被疑が,ある悲劇を予言していた。

それは,今生のアテナがポセイドンとハーデスに敗北し,人類は完全に破滅するというものだった。

アテナの再来が人類の終わりを意味するのなら,どうすれば良いのか。

魔鈴

空を飛んている3つの流星。

その正体は空飛ぶ黄金聖闘士。映画『Legend of Sanctuary』ので見た場面と酷似しています

アイオロスを追いかけるシュラとサガ。

その葛藤は,黄金聖闘士たちに対立を生んだ。予言を信じて,アテナを殺すべきと決断した教皇と黄金聖闘士たち。しかし,射手座のアイオロスだけは,アテナを信じ,聖域から出奔した。

魔鈴

なんか,巨大な小宇宙の塊っぽいものが,アイオロスに襲いかかっているんですけど……。

アイオロスだけ

ムウと老師は?と思ったけど,この2人はアテナを信じつつも被疑に従って傍観者に徹していたんだった。

この時のイメージ映像に出てくる黄金聖闘士たちが子どもではありません。大人です。黄金聖闘士たちの設定年齢は,かなり上がっていそうです。

星矢,あたしはアイオロスを信じる。身を賭してアテナを守ったアイオロス。

(中略)

彼女が抱える宿命や悲しみを。おまえだったら,予言でさえ覆せるはずだ。私はそう確信している。

魔鈴

ということで,魔鈴さんに別れを告げる星矢。魔鈴さんは白銀聖闘士たちが戻ることを見越して残ります。

魔鈴さんもこの場から一緒に立ち去ればよかったのに……。

戻ってきた白銀聖闘士

魔鈴が海の方を振り向くと,海が現れてモーゼスが登場します。

モーゼの出エジプト記を連想させます。モーゼスの名前はひょっとしてここから採ったのか?と思ってしまいました。本当のことは車田先生にしか分かりません。

続いてアステリオンも登場します。

ミスティの小宇宙が消えたので,不審に思って戻ってきたのでした。

そこで見たものは,ミスティの死体。そして墓に埋められていたのは青銅聖闘士ではなく暗黒聖闘士。騙されていたことを知って怒り心頭のモーゼスです。

どういうことなのかと魔鈴に問い詰めるアステリオンは,魔鈴の心を読みます。

サトリの法を使用しているときのアステリオンは,目が赤く光ってるよ。

悪くない演出。

教皇に背いた罰は死。おまえも分かっているな。

アステリオン

モーゼス&アステリオンvs.魔鈴

魔鈴の動きがちゃんと女性モーションになっているのに好感が持てます。

モーゼスはアステリオンの助言に従って魔鈴の攻撃を事前に防ぎます。アステリオンの助言無しでモーゼスと魔鈴が戦っていた場合,軍配はどちらに上がっていたのだろうか?

いかに策を弄そうと,サトリの法にかかれば,全ては無駄だ。

アステリオン

サトリの法が使えない相手とか,サトリの法で相手の心を読み取っても,アステリオンの動き以上に相手の動きが早ければ,アステリオンとて手も足も出ないと思うのは,私だけではないと思いたい。

力技では,女の細腕でパワーファイターのモーゼスには敵いません。

首根っこ掴まれても,モーゼスの急所を攻撃して脱出した魔鈴さんって,イカスじゃん。原作ではこういう急所攻撃なんていう卑怯技はなかったから,かなり新鮮。

アステリオンもモーゼスに加勢してきます。悟りの法を使いながらの攻撃なんて,なんかずるい。

結局魔鈴はモーゼスのカイトススパウティングボンバーをくらって倒れてしまうわけです。

カイトススパウティングボンバーの技の演出が,いい感じ。波しぶきが上がって,投げ上げられた相手はロープで縛られたかのように身動きがとれないということがうまく表現されています。

走れ星矢

砂漠を走り抜ける星矢ですが,嫌な胸騒ぎを感じます。精神を集中させると,魔鈴が倒れているイメージが浮かび上がります。

青銅聖闘士でも千里眼のような能力を持っているんですね。

魔鈴のことが気になって,もと来た道を星矢は戻ります。

走りながら,魔鈴さんとの思い出のシーンが流れます。魔鈴との思い出を浮かべたら,急に走る速度が上がった星矢。師弟の絆はアテナとの絆より強いのか。

魔鈴が海岸に到着すると,岩場に鎖で逆さに縛り付けられた魔鈴の姿。鎖をどこから調達してきたかは謎です。

魔鈴の下へ駆けつけようとする星矢の前には,モーゼスとアステリオン。

魔鈴は星矢の姉なのか?

いい話を聞かせてやろうか。アステリオンが魔鈴の心を読んだのだのさ。

おまえにとっては面白い話だと思うぞ。どうやら魔鈴には弟がいるみたいなんだ。ガキの頃に生き別れたとさ。なかなかの偶然だな。

モーゼス

モーゼスよ,魔鈴はともかく,星矢が幼い頃に姉と生き別れた話をどこで知ったのだ?

魔鈴は星矢の姉なのか?

星矢の頭の中には,姉と生き別れたときのシーンが蘇ります。

魔鈴が星矢の姉なのか,とりあえずまだ断定されてません。

真実はあの世で魔鈴に聞けということで,モーゼスのターン。というか,モーゼスの攻撃を一方的に受けてしまっています。カイトススパウティングボンバーをしっかり食らっていますし(でも死なない不死身の星矢)。

気をつけろ,星矢は反撃するつもりだぞ。

アステリオン

アステリオンは忠告しますけど,この程度ですね。

2度めのカイトススパウティングボンバーを星矢は受けますが,今度は本当に聖衣の背中から翼が生えました。モーゼスの攻撃をかわし,アステリオンの忠告よりも早く動いての流星拳。

ガッツリ食らってくれるモーゼス。さらにペガサスローリングクラッシュでトドメ。

白銀聖闘士って,意外と呆気ない。

星矢vs.アステリオン

モーゼスを倒し,魔鈴を助けに行こうとする星矢の前に,今度はアステリオンが立ちはだかります。

サトリの法全開で戦うアステリオンに,星矢の攻撃は当たりません。

アステリオンの分身の一つ一つにペガサス流星拳を当てようとしますけど,当たりません。逆にミロンゴーストアタックを受けて倒れます。

が,星矢にトドメを刺そうとしたところに,魔鈴の拳が飛んできて助けに入ります。

あいにく,溺れ死ぬまで水を飲むほど,喉は渇いちゃいないんでね。星矢の流星拳はおまえを倒すためだけのものじゃない

魔鈴

なぬっ!星矢が流星拳で魔鈴を助けていたのか。アステリオンがミリオンゴーストアタックに精神を集中させているスキを狙ったとは,星矢もなかなかの策士です。

戦いの中に一分の勝機を見出そうと,ちゃんと考えながら戦っている証拠です。

魔鈴vs.アステリオン

だがそれもここまでな。またのこのこ出てきたのが運の尽き。サトリの法を使って倒してやる。さあ,見せてみろ!おまえの心を。

アステリオン

魔鈴は心を無にしてアステリオンに挑みます。

無の境地に達するって,なかなかできることではありません。

私は時々瞑想をしたりしますが,いつも雑念だらけです。無の境地に達することが出来たのって,数えるぐらいしかありません。でも,無の境地に達することが出来た時って,神がかったかのようなプレーが出来て試合に勝てたりするんですよね。(某スポーツ)

心を読めなくなった途端,ても足も出なくなるアステリオンって,本当に白銀聖闘士か?と思えるぐらい弱気過ぎて笑えます。

どんだけサトリの法に頼り切った戦いをしていたんだか。

あたしは過去を捨て,感情を捨てると決意して,仮面をかぶったのさ

魔鈴

女聖闘士だからという理由で仮面を付けているんじゃないんだ!!

聖闘士星矢の原作の設定を大きく変える新設定!

しかしそれはそれで,過去を捨て,感情を捨てると決意するほどの何かが魔鈴にあったということを思わせます。魔鈴が仮面をつけるきっかけになった出来事が俄然気になり始めました。

アステリオン,おまえの最期だ!イーグルトゥフラッシュ!

魔鈴

魔鈴には,アステリオンの本体がどれか分かっています。

背後ではハクトウワシが猟犬を狩っています。

アステリオンは,絶命しました。生きていません。

あたしが真実を語れないのは,過去を捨ててしまったから。いい星矢,アテナを守るのよ。あたしにはやらなければならないことがある。

魔鈴

魔鈴の過去が気になって仕方がありません。伏線が張られていると期待します。

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