1-3『ドラゴン登場』の感想

Netflixに,聖闘士星矢がCGアニメになって帰ってきました。瞬が女性になっていたことでいろいろ賛否両論分かれるところですが,どんな形であれ,私としてはこの作品が受け継がれていってくれることが何よりうれしいです。

声優さんも,基本的にアニメ声優を引き継いでくれているのが嬉しいです。また会えました。

バッチリネタバレを含みますので,ネタバレO.K.の人のみご覧ください

ネタバレが苦手な方は,回れ右をお願いいたします。

原作とは設定がいろいろ変わっているようですが,それはそれで楽しむことにします。

本編

氷河が沙織を襲うところから,第3話は始まります。しかしそこはアテナです。落ち着いています。この状況で落ちつていられるなんて,この肝の座りっぷりは見習いたいものです。尊敬に値するほどです。

アテナに関する予言

キグナス氷河よ,聖域の名において,私達を抹殺すると言いましたね。アテナの聖闘士たるあなたが,なぜそのようなことをする必要があるのです。

(中略)

確かに,聖域で噂されている予言については私も知っています。

今度生まれてくるアテナは神々との戦いに敗れ,人々に死をもたらす破滅の女神である」と。

(中略)

未来はこの手で掴むものです。(中略)海皇ポセイドンや冥王ハーデスを打倒し,予言が間違いだったと,証明してみせます。

城戸沙織

Netflix版の聖闘士星矢の設定を理解する上で,重要なことを言っていますね。聖域のアテナに関する予言が根底にあって,アテナを倒せば地上を守れるという情報が聖域には流れているということですね。

「未来はこの手で掴むもの」は,聖闘士星矢世界にある,運命に向き合いながらも運命に抗って,地上の平和という未来を必死に切り開いていくという世界観と言うか,精神論。このNetflix版にも受け継がれていることが確認できて,嬉しいです。

ここで上げた手を下ろす氷河です。聖域での予言を知らなかった邪武は,沙織に問いただしています。

そして,そこには監視カメラが設置されていました。当然,監視カメラを設置していたのは,グラードです。

城戸沙織,ペガサスの青銅聖闘士,そして黄金聖衣。すべてが一箇所に揃っているのか……。フフフフ。

グラード

何か企んでいそうです。

氷河のマザコンは健在です

氷河は他の試合を見ながら回想しています。

口にバラの花を一輪加え,氷の下の海へと潜っていきます。潜った先には豪華客船。原作は普通の客船でしたが,Netflix版ではタイタニックばりの豪華客船です。

もちろん行き先は,マーマのところです。マーマの周りには,氷河が運んだバラの花で埋め尽くされています。バラの花も,マーマの遺体も,浮かぶことなく沈んでいます(腐敗が進むとガスが発生し,遺体は次第に浮かんでくるのが一般的)。

氷河が海から出ると,そこに異次元の扉が開き,黒いフードをかぶった謎の男が現れます。

また潜っていたのか,氷河よ。よくも凍死しないもんだな。これを言付かってきた。聖域からのメッセージだ。

フードをかぶった男

氷河が聖域から勅命を受けたシーンが挿入されていました。

ちょっと小休止

2回戦に進めなかった聖闘士は,荷物をまとめてとっとと修行地へと帰っていきます。修行地へもどって修行をやり直すようです。沙織への疑念と反発心があるようです。この段階では仕方が有りませんね。

星矢は邪武とちょっと小競り合いをして,聖衣のペンダントを置いて一旦外に出てしまいます。しかしそこはセキュリティシステムが働いて,蓋が閉まります。中に入るためにはペンダントがなければ入れません。

セキュリティーシステムと星矢とのやり取りが,笑いを誘ってくれます。聖闘士星矢世界の数少ないお笑い担当の面目躍如です。

瞬が呼びに来てくれたおかげで再び中に入ることができましたが,なかなかの一人芝居です。笑わしてくれます。

ペガサス星矢vs.ドラゴン紫龍

試合開始早々,いきなり紫龍のアッパーカットで星矢が吹っ飛びます。試合終了かと思われるところですが,そこは主人公です。立ち上がります。

五老峰

五老峰での紫龍の修行時代の回想。老師の横では,春麗が見守っています。

老師の初代声優さんは亡くなってしまっているので,2代目になります。老師姿の2代目声優さんの声を聞くのは,初です。低く,落ち着いた物言いで,威厳がある感じがして,これはこれで好きです。

紫龍が老師と呼んでいるのが新鮮です。老師様になったり,老師になったりしています。

誰にもできぬと言うが,誰にもできぬ力を持つものこそが聖闘士ではないか。でなくては,アテナを守れるはずもない。

老師

俺が間違っていました,老師。次こそはやってみせます。

紫龍

老師に言われての紫龍の切り替え早ッ!

紫龍はやっぱり真面目で素直ないい子です。

老師と春麗,紫龍が滝の中腹に飛び出た岩の上にいるのですが,どうやってそこに登った?!

老師や紫龍は鍛えているからまだしも,春麗は普通の女の子です。春麗って,実はものすごいロッククライミングの名手なのかも。チャイナ服の下は,実はムキムキの筋肉が隠されていたりして……。

紫龍が立っている岩と,滝の流れの間はかなり距離があります。なにもない空にひたすら拳をふるう紫龍です。それでも小宇宙を燃焼させ,僅かですが滝に拳を到達させることができるまでに至ります。

倒れても倒れても

紫龍の廬山昇龍覇を受けてもなお立ち上がる星矢です。流石は主人公です。

不可能なことなどない。戦う意志さえあれば,全ては可能になる。だから,負けない!

星矢

この星矢の言葉に反応する他の青銅聖闘士たち。思うところがあるのでしょうね。ペガサス流星拳を放つも,紫龍はお約束の盾で防ぎます。

邪武と瞬は何が起こったのか見えていなかったようですが,氷河にはちゃんと見えていたようです。紫龍と氷河の実力の高さを,氷河のセリフからうかがい知ることができます。

青銅聖闘士一軍同士の戦いらしく,実力伯仲していて激しいですね。これまでの星矢対激,氷河対市の戦いとは違う描かれ方です。お互いの拳が見えていて,お互いなかなか拳が当たりません。しかし,紫龍が見きれなかった拳があり,星矢の攻撃が紫龍に当たります。

最強の盾の話は出てきても,最強の拳の話は出てきません。龍星座聖衣の矛盾は,ここではなかったことになっています。

廬山昇龍覇の弱点

星矢は紫龍の廬山昇龍覇の弱点を見抜いています。

そして,紫龍が廬山昇龍覇を放つと同時に,星矢は廬山昇龍覇の弱点めがけて流星拳を放ちます。その瞬間,五老峰では春麗が桶を落とします。春麗は,原作と変わらず紫龍に関する勘が鋭い娘です。愛があります。

蘇れ,龍よ!

心臓が止まってしまった紫龍を助ける方法を,氷河が教えます。あくまでも理屈上という話ですが,その話にかけて紫龍を助けようとする瞬です。原作では瞬のみが紫龍の体を支えますが,ここでは邪武にも手伝わせています。

2人で紫龍の聖衣の胸パーツを外し,体を支えます。

ここで氷河に迷いが生じます。氷河は単なる刺客として聖域からこの戦いに遣わされただけです。戦うことにたいする迷いが生じています。

何をしているんだ?自分の命を危険にさらしてまで敵を助けるとは……

氷河

邪武は吹っ飛びましたが,瞬はしっかり紫龍の体を支えています。邪武の弱さが目立ちます。紫龍の心臓が動き始めると同時に,五老峰では春麗もスクっと立ち上がります。

どんだけ紫龍と春麗はシンクロしているんだ?!?

星矢と紫龍が担架で運ばれるのを見て,氷河の迷いは続きます。

自らの命をかけてまで紫龍を助けた星矢。これが本当に地上に破滅をもたらすというアテナのもとに集いし者たちなのか?城戸沙織の言っていることが正しいとしたら…,俺は…。

氷河

グラードの企み

すでに準備はできている。命令はなんだ?グラード

謎の声

一輝っぽいような声。

私の軍勢が城戸沙織と青銅聖闘士を片付ける。お前は黄金聖衣を手に入れろ

グラード

1-3でグラードは暗黒聖闘士を組織していると言っていましたからね。命令する先は暗黒聖闘士軍団であることは間違いないでしょう。

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