2-11『予言』の感想

Netflixに,聖闘士星矢がCGアニメになって帰ってきました。瞬が女性になっていたことでいろいろ賛否両論分かれるところですが,どんな形であれ,私としてはこの作品が受け継がれていってくれることが何よりうれしいです。

声優さんも,基本的にアニメ声優を引き継いでくれているのが嬉しいです。また会えました。

バッチリネタバレを含みますので,ネタバレO.K.の人のみご覧ください

ネタバレが苦手な方は,回れ右をお願いいたします。

原作とは設定がいろいろ変わっているようですが,それはそれで楽しむことにします。

本編

アテナ,ハーデス,ポセイドン。ギリシア神話で神々と呼ばれている者たちの対立が,人類に災いをもたらしてきた。私はそれに終止符を打つ。神々と呼ばれるものに,もう我々は怯えなくて良いのだ。人類の幸福は,科学によってもたらされた。

(中略)

暗黒聖闘士こそが,人類に真の自由をもたらす。いよいよ決戦の時は来た。我々の勝利は目前。

さあ,諸君,ともに神を超えるのだ!

グラード

久々の登場のグラード。兵士?たちの前で上記のような演説をしています。これはこれで,一つの宗教にもみえます。

聖闘士星矢世界では,神々の対立に人間が巻き込まれているのは否定のしようもない事実。

神を倒し,本当の人類による人類のための平和を手に入れようとするグラードの思想も,これもまた正義とも考えられます。

グラードの演説で士気が上がる兵士。

グラードと城戸光政

城戸光政は死んだと思っていたのですが,グラードに囚われていました。黄金聖衣の在り処を吐かせようと,兵士から拷問を受けています。

でも,黄金聖衣の在り処を知ったところで,黄金聖衣は自らの意思で飛んでいったりするようなものなので,意味ないですね。

それを見たグラードは驚いて止めに入ります。

拷問は,グラードの意思ではなかったようです。

おまえと私はもう,愛も道が違う。あの頃のようにともに笑い会える日は二度とこない…。

城戸光政

もう同じ道を歩むことは出来ないという光政に対し,また2人でともに歩もうとするグラード。しかしグラードの,沙織は災のもとであるという考えが改まらない限り,2人がわかり会える日なんてありません。

沙織こそが希望だ。あの子が現れてから世界が変わった。彼女が光をもたらしてくれたのだ。

城戸光政

中年男性が一人で暮らしているところに,女の子がひとり加わるだけで,その男性にとっては光になる…,かもしれない。そんな感覚で言っているのだとしたら,ヤダ。

我々をこんな運命に導いた神を,許すことは出来ない

グラード

神々のグラードとこんな関係になってしまったというのなら,グラードが神を恨んでしまうのも頷けます。これがグラードの考える正義なのだから。

光政は,ひたすら沙織を呟いているだけ。

赤ん坊から男で一つで育てているのなら,光政の愛情も真なり。

辰巳の思い

出過ぎたことを言うようですが,いつまで続けるおつもりですか?こんな生活。あなたが女神であろうとする限り,どこまでも,奴らはあなたを追いかけてきます。

人類にとっての未来だとか,そんな大それたことは忘れてしまっても良い。人としての人生をまっとうすれば,よろしいじゃないですか。光政様は…。

今のお嬢様をどう思われるでしょう。光政様が望まれたのは,お嬢様の幸せ。ですが私には,あなたが幸せには見えない。

光政様はもう亡くなられている。

辰巳

辰巳は神としてよりも,普通の人間の女性として幸せになって欲しいと願っています。光政の思いといってますが,辰巳の思い出もあるのではないでしょうか。

沙織と辰巳が口論になりかけたので,星矢は沙織を外に連れ出します。

外は危険だと忠告する紫龍たちを無視して,沙織の気分転換を重視しての結果です。

星矢の思い

運命に立ち向かってきたつもりだけど,お爺さまがどう思っているかなんて,考えたこともなかった。

沙織

沙織は沙織で,予言に怯えながら立ち向かおうとしています。だけど,それを支えてくれた光政の心は,あまりにも身近な存在だったから分からなかったのかもしれません。

周りのことなんて,沙織さんが自分をどう思うかだよ。(中略)何があっても諦めない沙織さんをずっと間近でさ,だから分かるんだ。あの爺さんだって喜んでいるはずだって。

星矢

沙織を一生懸命励まそうとする星矢です。傍から見れば,デートしているようにしか見えません。心が弱っている沙織さんには,星矢の言葉が効果的に刺さっていきます。

グラード

突然衝撃が!沙織さんも星矢もその場に倒れてしまいます。

現れたのは暗黒聖闘士。おそらく前回よりも改良が加えられてパワーアップしています。沙織はそのままグラードのもとへ連れされれてしまいます。

聖域は教皇派とアテナ派の2つに別れ,グラードは科学の力で第3勢力として割り込もうとしている計画であることを沙織に話します。

小宇宙

暗黒聖衣は,研究と改良を重ねることにより,小宇宙を蓄えることができるようになったそうです。

小宇宙はセブンセンシズというただの感覚なので,蓄えるような代物でないはずですけど…。

この建物の地下にありったけの小宇宙を蓄えてある。これを一気に開放すれば,聖闘士などひとたまりもない。神と呼ばれるものであってもな。チェックメイトだ,城戸沙織。

グラード

小宇宙は確かにエネルギーであるかもしれないですけれど,設定としては感覚ですから!

エネルギーだとしてもそれは生命エネルギーなので,蓄えるためには誰かが犠牲になっている可能性が……。誰の小宇宙?

人類の災い

沙織を連れ去ったのは暗黒聖闘士だったので,星矢はグラードのところへ向かいます。

星矢はグラードのアジトの場所をちゃんと覚えていたのですね。青銅聖闘士たちは沙織を救うべく,乗り込んでいきます。

けじめだ。

グラード

グラードはナイフを取り出します。だがその前に,一つだけ聞きたいこと。

どうしてこうなった?

おまえは災の源。人類を滅亡させる運命の下に生まれたのだ。おまえがすべてを粉々に壊してしまったのだ。

(中略)

我々はかつて情報処理AIを開発した。それを用いて世界中のすべての情報を手中に収め,知らないものなどはないと思っていた。そして巨大な富までも手に入れた。しかしそこで見つけてしまったのだ,聖闘士の存在を。我々は聖闘士の謎を解き明かそうとした。

同じ頃聖域で内紛が発生し,地中海の小さな島に,飛び火していたのだ。

グラード

アイオロスが討ち取られたのは,アテネではなく地中海の小さな島に変更されています。

我々はアイオロスの石を受け継ぎ,赤ん坊のおまえを引き取り,自分たちの娘として育てた。

グラード

あれ?孫娘としてじゃなかったの?

娘として育てたのなら,お爺さまではなく,お父様になっていないとおかしいですよ。

そして残された黄金聖衣を調べていく中で,私は恐れおののいた。これほどの力が悪用されたら,とてつもない災が人類に降り注ぐ。このままではいけない。

グラード

走れ!星矢

パワーアップした暗黒聖闘士たちに取り囲まれる青銅聖闘士たち。かなり苦戦しています。

行け!星矢!アテナを頼む

ここは,任せて!

早く行け!

星矢を除く青銅聖闘士たち

主人公特権が発動しています。

沙織のもとへと星矢は走ります。

一時の感情に流されるなと光政に忠告した。だが聞かなかった。そのとき私達の対立は決定的になったと痛感した。

グラード

グラードが光政と袂を分かったのはそれから3年後のことのようです。

人類を救うべくグラードは行動を開始したとありますが,

幸い聖衣の一部は手元に残された。それ以来私はかつてないほど研究に没頭した。なぜなら,人類を救えるのは私の他にいないと分かっていたからだ。

グラード

フラグが立ちました。

自分が神になろうとしていることに他なりませんね。

グラードがナイフを沙織に振りかざそうとした時,星矢が入りました。まさに主人公。

予言だけではないぞ。科学の裏付けもある。

(中略)

惑星直列。その日がいま目前に迫っているのだ。そのとき冥界の王ハーデスは,無敵の力を手に入れると言い伝えられている。杯座白銀聖衣には未来を予言する力がある。

(中略)

海皇ポセイドンが海を氾濫させ,冥王ハーデスは地上を闇に包んだ。アテナのせいで,人類はじきに滅亡するのだ。

グラード

惑星直列は過去に何度も起こっていることも,科学で証明されているのですけどね。

ポセイドンもハーデスも,これからアテナが立ち向かうべき危機であり,アテナが引き起こしたわけではないのですけど,そのような解釈を誰もしなかったのでしょうか?

脱出

私は思います。私達はともに歩み寄れるのではないかと。あなたも私も願いは一つです。地上と人類の平和。

(中略)

信じ合う心こそが力だと思うのです。……

沙織

ここで沙織がグラードの説得を試みますが,グラードは全く聞き入れません。

グラードは沙織を殺そうとしますが,間一髪で星矢が助けます。そのまま手を取って,辰巳が待つヘリポートまで向かいます。

暗黒聖闘士たちに星矢と沙織は取り囲まれますが,やはりタイミングよく心強い味方が現れてくれるものです。他の青銅聖闘士たちです。

小宇宙の開放

暗黒聖闘士に押される一方の青銅聖闘士たち。沙織の提案で,地下に貯蔵されている小宇宙を開放しようということになりました。

暗黒聖闘士の攻撃から沙織を守りながら小宇宙の貯蔵施設へ行ける余裕なんてないけれど,小宇宙の開放は沙織がやると言って聞きません。

小宇宙の開放は私の役目。どうか,私を一緒に連れて行ってください。

沙織

ということで,氷河と瞬に別れを告げて,星矢と紫龍は沙織を連れて地下へ。

氷河は氷の壁を作って,暗黒聖闘士の攻撃から星矢たちが逃げる余裕をつくります。

地下の貯蔵施設まで…,かなり距離があるぞ。

階段の途中で紫龍が立ち止まって,星矢と沙織を下へと向かわせます。

紫龍は目が見えていないことを暗黒聖闘士に指摘されますが,

この紫龍,視力はなくとも,より多くが見える。感覚は研ぎ澄まされた。聴力,触覚,嗅覚のすべてが…。さあ,来い!

紫龍

紫龍の場合,聖衣を来ていなかったり目が見えなかったり,なにかハンデを負っていたほうが小宇宙が燃えて強くなります

五体満足では小宇宙が燃えない不思議な聖闘士。

地下室

聖闘士星矢世界には似つかわしくないメカニカルな空間。

痛ましい。小宇宙をこんなふうに利用するなんて。

沙織

沙織が小宇宙の彫像室に手を当てると,警報が鳴り響いて,暗黒聖闘士たちが襲いかかってきます。

沙織は,小宇宙の貯蔵施設に手を当てて,念じ続けます。逃げようとしません。危険な状況でもうろたえない,意思の強さを感じさせます。

コメント

  1. うめ より:

    こんにちは。
    2度目のコメントです。
    返信のメールありがとうございました!
    (それに返信したのですがとどいたかどうだか、、、)

    Netflix版も進んでいるんですね。
    黄金聖闘士登場で楽しくなるころ。
    原作ともアニメとも色々変わっている、、、終わりを分かってるから矛盾が無いように色々考えているんでしょうか。

    わたしもなかなか時間もないですが、知らなかった聖闘士星矢の世界を少しずつ楽しんでいますよー

    無印聖闘士星矢の更新もぜひ。

    • れおポン より:

      黄金聖闘士が登場してきたのが嬉しくて,
      仕事終わって疲れてしんどいですけど,なんとか小宇宙を萌やしてなんとか書いてます。
      NetflixはCGだけに,黄金聖衣の質感がすごく良いですよね。

      終わりが分かっているからこその,どのような話になっているのか,楽しみです。

      Netflix第2シーズンが終わったら,また無印に戻ります。^^