1-4『星雲鎖』の感想

Netflixに,聖闘士星矢がCGアニメになって帰ってきました。瞬が女性になっていたことでいろいろ賛否両論分かれるところですが,どんな形であれ,私としてはこの作品が受け継がれていってくれることが何よりうれしいです。

声優さんも,基本的にアニメ声優を引き継いでくれているのが嬉しいです。また会えました。

バッチリネタバレを含みますので,ネタバレO.K.の人のみご覧ください

ネタバレが苦手な方は,回れ右をお願いいたします。

原作とは設定がいろいろ変わっているようですが,それはそれで楽しむことにします。

目次

本編

秘密基地の医務室のような場所で,紫龍は担架に乗せられたままですが起きています。医務室のようなと言っても,何も治療する道具はありません。

後遺症が残っているようであれば医者につれていくと辰巳は言っていますが,聖闘士を戦わせる場所に医師や看護師を用意していないとは……。プロレスやボクシングといった格闘技を見に行ったことはありませんが,リングドクターはいないのが普通なのでしょうか?

なんて,ふと思いました。

お前は命の恩人だ,星矢。

紫龍

やっぱり紫龍はいい子

戦う理由

星矢,紫龍,瞬がこのトーナメントに参加している理由を語っています。聖闘士は私利私欲のための戦いは禁じられています。あえて戦いに参加する理由がなければ,掟破りになります。

紫龍は,星矢同様,師匠に参加するように言われて参加しています。紫龍の師匠は老師ですからね。当然のことです。

防御を極めて

瞬の昔語りが始まります。ここに来る前,アンドロメダの鎖が『AXIA』とメッセージを送っていました。そのことについて,瞬は星矢と紫龍には語られませんが,AXIAがこんなところに挿入されるとは……。それより,瞬が手にしていた手紙が気になります。

瞬はいじめられていましたが,そんな瞬をやはり一輝兄さんが守ってくれているのは原作と同じです。しかしいくつか原作の設定とは相違点があります。

いじめられてもやり返せなかったし。(中略)あたしの兄さんが見かねて,戦い方を教えてくれたの。(中略)相手を傷つけずにどうやって戦うかを叩き込んでくれた。戦いを制するには防御を極めろ。それは同時に誰かを護る力になる。

(中略)

小宇宙が使えるようになった私たちは,聖闘士になる訓練のために別々の場所に送られたの。

(中略)

兄さんに教わって防御の技を突き詰めた今の私を,見てもらいたいから……。

弟ならまだしも,妹に戦い方を教えますか,普通?まあ,身を守るための護身術みたいなものだったのかもしれません。

でも一輝は,どこで戦い方を覚えたんだ?もともと喧嘩上等なガキンチョだったのかな?一輝だって最初から戦い方なんて知っていたわけではないと思うのですけど。

アンドロメダ瞬vs.一角獣星座邪武

邪武がチャラい……。こんなにチャラいキャラだったっけ?

邪武がノリノリで瞬に攻撃を仕掛けるけど,瞬に簡単にかわされているし,ネビュラチェーンを貼ったところにユニコーンギャロップを仕掛けて,一瞬で終わる情けなさ。

さすが邪武。

敵意を感じる鎖

邪武は担架に乗せられてとっとと退場。しかし瞬の鎖は大きくうねり,反応して……。

その先にある黄金聖衣の聖衣箱が開き,射手座の黄金聖衣が現れます。でもなぜか右手の部分がありません。

敵襲

銀河戦争が行われている地下の秘密基地に,ヘリコプターと戦車が向かってきます。聖闘士星矢世界に今度は戦車が登場です。

もちろん,グラードの企みです。

お前たちは青銅のペガサスを捉え,城戸沙織を殺せ。黄金聖衣は別のエージェントに任せてある。

グラード

地下の秘密基地の天井にポッカリと穴が……。焦る辰巳とどっしり構えた城戸沙織が対照的です。城戸沙織は,聖闘士たちの力を信じて動きません。

まったく,冗談じゃない。あんな連中と戦うなんて,聞いてない。

氷河

氷河の言うとおりです。聖域からの勅命に,そんなことが書いてあるわけがありません。

青銅聖闘士たちは,外に出てしまいます。民間人と戦うことは禁じられているけれど,身を守るためには仕方が有りません。機関銃を打ってくるヘリと歩兵。星矢たちは戦うことにします。

戦車と戦闘ヘリと機関銃を打ってくる歩兵たちと戦う聖闘士をみることは,とても新鮮です。音速の動きを持つ青銅聖闘士は,簡単に敵の弾を避けてしまいます。

氷河は他の聖闘士とは参加理由が異なるためか,最初はなかなかチームワークを取ろうとしません。やや仲間割れを起こしますが,ここはそんな場合ではないということで……。でもやっぱり単独攻撃の氷河。

我が盾は無敵,そして我が拳は最強。廬山昇龍覇!

紫龍

ここでやっと最強の拳の話が出てきました。廬山昇龍覇一発で戦闘ヘリが吹っ飛びます。瞬が鎖でヘリを捕まえて,星矢が流星拳。

氷河には戦車が襲いかかり,飛んできた砲弾をダイヤモンドダストで送り返した上に洗車を凍らせます。戦車の中の人は,頭を冷やすどころか,きっと凍死していることでしょう。

沙織さんの逃げる時間を

一旦星矢が沙織の様子を見に来ます。

俺たちが連中を引きつける。その間に逃げてくれ!後で落ち合おう。さあ,早く!

星矢

星矢の言葉にやっと逃げ始める沙織。辰巳がいくら言っても聞かなかったのに,

あいつの言うことは聞くんだな。

辰巳

と,不思議がる辰巳です。

外では超特大戦闘機が襲いかかってきています。顔がジョーズの戦闘機です。グラードの趣味の悪さが伺えます。

力を合わせれば道は開ける。

星矢

原作の聖闘士星矢は,力を合わせると言っても結局1対1の戦いであることが多いので,青銅聖闘士たちの共闘が見られるというのが嬉しいですね。聖闘士たちの共闘って,アニメで見ることが多いような気がします。

ただ今回の相手は,聖闘士ではなく巨大戦闘機。これはこれで貴重です。

敵のミサイルや機関砲を龍星座の盾と鎖で防ぎ,氷河のダイヤモンドダストで跳ね返し,最後はやはりペガサス流星拳。

敵襲をなんとかしのぎ,沙織の乗った飛行機はなんとか逃げ切ることができました。取り逃がした敵のヘリも,紫龍の拳で一撃です。

ヘリを撃ち落とせるような拳を食らっっても,相手が聖闘士ならそこまで大きなダメージではないということから,聖闘士の頑丈さをうかがい知ることができますね。

再び鎖が反応

地下基地に戻った星矢たち。再び瞬の鎖が反応します。しかも今度ははっきりと黄金聖衣を指し示します。

なぜ黄金聖衣を指し示しているのか,そんなことを星矢たちが話していると。

わからないなら教えてやろう!フフフフフフフフフ

一輝

手にしていた射手座の右手パーツをはめると,黄金聖衣はプレートに変化します。そして,そのプレートを奪っていきます。

あれはフェニックスの聖闘士!

紫龍

初見でも,聖衣の形を見ればなんの星座か分かるものなのですね。聖闘士だけに流通している聖闘士図鑑なるものがあるのでしょうか。

あのとてつもなく攻撃的な小宇宙。まるで憎悪の塊のような男だ。

紫龍

一輝兄さんがゆっくり歩いて登場します。一輝の登場に喜ぶ瞬です。

今のところ,青銅聖闘士たちが幼い頃に顔を合わせていたという設定はないため,星矢は瞬の兄の顔をここで初めて知るようです。

惰弱め。瞬!まずはおまえから血祭りにあげてやろう!

一輝

いきなり瞬を攻撃するところは変わっていません。

クレジットを見ると,一輝の名前がNEROになっています。一輝のイメージは,ネロのイメージなんですね。ぴったりかも,と思ってしまいました。

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