獅子座アイオリア

「ええい!面倒!」という迷言があるがゆえに,脳筋扱いされてしまうことが多いキャラです。

熱血であるが故に,後の黄金聖闘士を主役とするスピンオフの作品では主人公となることの多いキャラです。

星矢の上位互換キャラですね。

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アイオリアのプロフィール

身長:185cm,体重:85kg,年齢:20歳,誕生日:8月16日,出身地:ギリシャ,修行地:ギリシャ聖域

20歳のアイオリアですが,14歳のアイオロス兄さんに身長で負けているとはどういうことなのでしょうか。

原作では,最初星矢の良き理解者として雑兵服での登場していたこともあり,TVアニメでは白銀聖闘士たちから舐められた扱いを受けていました。聖闘士見習いからも,ただのさん付けで呼ばれています。

ちゃんとをつけろ!(心の叫び)

アイオリアが実は黄金聖闘士だったと知ったアニメスタッフは,いろいろとビビったに違いない。ストーリーに矛盾はないかとか,必死に見直したに違いない。アニメオリジナルストーリーの影響は,カミュに比べたらマシだとは思いますけどね。

必殺技:ライトニングボルト,ライトニングプラズマ

刺客として日本に来たとき,病室にいる星矢とシャイナを超能力で外に引きずり出しているので,念動力を使うことができます。ひょっとしたら黄金聖闘士は全員大なり小なり念動力を使うことができるのかもしれません。

CV 田中秀幸、下野紘(エピG)、井上剛(LoS)、梅原裕一郎(セインティア翔ドラマCD版)

黄金魂のアイオリアは,最初声がかすれていて,声優さんもよる年波にはかなわないなと思ったものですが,話が進むに従って調子を取り戻したのか,声が若返っていきました。

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アイオリアの初登場

第1話から登場しています。

このときは,「日本人だからといって聖闘士になれないわけではない」といって,人種差別をする輩を黙らせ,予定通り星矢とカシオスの戦いをさせました。

星矢とカシオスの戦いを見物し,「今まで感じなかった小宇宙が今日は星矢から感じる」と言っているあたり,星矢とはかなりの顔なじみと考えられます。

このときはまだ黄金聖闘士であるということは明かされておらず,星矢の良き理解者としての登場です。

TVアニメでの登場は遅く,第20話で登場します。考え事をしている魔鈴に,優しく声をかけます。

アイオリアの立ち位置

逆賊アイオロスの弟して,聖域では辛酸をなめていたのではないでしょうか。

逆賊の弟として不遇な少年時代を送っていたと考えられますが,グレることなく真っ直ぐに育っています。とにかく一直線な,熱い正義の男です。

後先を考えずに敵陣に突っ込んでいってしまう短絡さがあるキャラです。だが,そこが良い。

聖域十二宮編

初登場では星矢の良き理解者として,聖闘士の先輩として兄貴的な立ち位置で登場します。

逆賊の弟であるがゆえに,(偽)教皇の命には愚直なまでに忠実であろうと,教皇の命令には何の疑いもなく従おうとします。

星矢たちへの刺客として日本に来たとき,教皇と女神の真実を知り,混乱します。そりゃぁ,今まで真実だと疑いもしなかったことがすべてウソであり,自分を見失ってパニックになってしまうのもわかります。

しかし,パニックになったからと言って女神に拳を向けてみたり,後先を考えずに(偽)教皇のもとに乗り込んでいって,みすみす幻朧魔皇拳を食らってしまうのはいかがなものかと思います。

そこがアイオリアの良いところでもあり,魅力なのですが…。

眼の前で人が死なない限り戻ることはない 幻朧魔皇拳を食らって,殺人鬼と化して,カシオスを死なせてしまうことはなかったのではないかとね。カシオスが不憫すぎます。

ちょっとは考えてから行動しろと。

とはいえ,先のことは考えずに,正義のために乗り込んでいくこの熱さがあるからこそ,獅子座のアイオリアなのです。

ムウから真実を聞かされて,教皇の間に乗り込んで行こうとするところも,アイオリアらしいです。

それにしても,教皇の間に乗り込んでいってシャカと対峙し,目を閉じたシャカと戦日戦争状態に……って,アイオリアの実力って目を閉じたシャカと互角ということなんですね。

海皇編

聖衣を着て海岸を歩いていたアイオリア(パトロール中?)が,ジュリアン・ソロの屋敷から城戸沙織をさらった海闘士の雑兵から,雑兵相手に必殺技で沙織を救い出します。

海皇編では聖域残留組黄金聖闘士には基本的に出番はあまりありません。聖域に残ってイライラしながら,ただひたすら動けずに耐えているのみでした。

冥王編

冥闘士になりすまして乗り込んできたサガたちの小宇宙に気づかず,「ええい,面倒!」の一言でライトニングプラズマをぶちかまして雑魚どもを一掃します。

だから脳筋と言われたりするのですが。少しは考えろと。

ワームのライミに動きを封じられたところを,サガたち慟哭トリオは処女宮まで進んでしまいます。

ワームに対し「ミミズはミミズらしく……」って,アイオリアって,こんなに口汚い言葉を使いキャラではなかったと思うのですが,逆賊の汚名が晴れた途端に地が出てしまったのでしょうか。

シャカを葬ったサガたちに怒りのライトニングボルトを繰り出そうと腕を振り上げたところ,ムウにあっさりと振り上げた腕を止められて……,ムウの方が力が強いのね。

おまけに,
「目の前で同胞が殺されているのを見て何も行動を起こせないような奴は…もはや男として認めん!!」
とムウに言っています。男として認めん!!はファンの間では名(迷)台詞となっています。

「ええい,面倒」と「男として認めん!!」はアイオリアらしいセリフですね。

とにかく細かいことを考えるのが苦手で,猪突猛進なところがアイオリアです。

黄金魂編

黄金魂では主役に抜擢されています。アイオリアの熱血な性格からして主人公向きなので,当然でしょう。

ヒロインに想いを寄せられたり,ボスに最後のとどめを刺すのはアイオリアであったり,物語の主人公として活躍してくれます。

時々車田漫画の主人公らしく,影の薄いときもありますが,やはり最後は主役として活躍してくれます。美味しいところを持っていきます。

いつの間に兄の形見のペンダントなんてしていたんだ?なんているツッコミどころもありますが,そんなことを気にしてはいけません。原作だって,いつの間にか瞬がペンダントをしていたのだから。

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Netflix版

夜寝ている星矢の姉の星華を,いきなり拐っていきます

聖域での立ち位置は,原作同様に逆賊アイオロスの弟としてつらい思いをしています。

原作と違ってアテナに向かって拳を向けたり,アイオロスの亡霊に叱られることはありませんでしたが,アテナの小宇宙と心に触れて,無礼を侘びます。

アイオリアと魔鈴と星華の間にどんな関係があるのか,気になります。星華を消したのはアイオリアと断言していますし。

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