当時はアニメが原作に追いついてしまったがゆえに,アニメオリジナルのエピソードが挿入され,それがまた原作との矛盾を生み出し,原作以上にツッコミどころ満載の作品となりました。ツッコミを入れながら楽しめるのも,この作品の良いところでもあります。
TVアニメオリジナルの聖闘士の多くは,聖闘士の資格は持っているけれども守護星座を持たない聖闘士です。ゆえに正規の聖闘士ではなく,私兵聖闘士という扱いになります。
ガイストは,星矢が唯一拳を向けた女性です。しかも殺してます。
ガイストのプロフィール
シャイナの妹分として登場します。だから,勝手にシャイナより年下だと思っています。
素行が悪くて,終生遠島の刑になって魔界島に幽閉されているということになっています。幽閉されていると入っても,海賊行為を働くことができているので,島からは自由に出入りできるような環境にあります。
島から脱出しようと思えば簡単に脱出できそうなものなのですが,脱出しないということは,聖域の目が届かないだけに自由に生活ができたからなのでしょうか。
それでもやはり終生遠島の刑を解かれて聖域に帰ることを一方で夢見ているんですね。
終生遠島の刑に処せられたのが10年前ということになっています。シャイナの年齢が16歳であることを考えると,年齢がおかしなことになってしまいます。
幼児の頃の素行で終生遠島……。ありえない!
10年前に悪事を働いていた回想シーンでは,普通に大人の体格をしていましたけどね。シャイナの年齢が原作で明らかになる前のことなので,そこは突っ込まないことにしましょう。
必殺技:サンダークロウ,ファントム眩惑拳
CV:川島千代子
シャイナの妹分ということで,シャイナと同じ技を使用します。実力的にはシャイナと同等と考えられています。シャイナから可愛がられていたことが,シャイナのセリフから分かりますが,妹分と分かれたのは,シャイナ6歳の時です。覚えているもんなんですね。
幽霊聖闘士のリーダー格ということで,眩惑術に長けています。この頃の青銅聖闘士たちは,まんまと眩惑に踊らされています。
幽霊聖闘士三羽烏
手下に幽霊聖闘士三羽烏を引き連れています。何でしょう,このネーミングセンス。あんちょこすぎやしませんか。
18話で青銅聖闘士たちを散々痛めつけておきながら,最後はあっけなくやられています。
演じる声優さんたちが,すべて兼役……。
シーサーペント
CV:平野正人
シーサーペントとはウミヘビのことですけど,中の人まで海ヘビ星座市と同じにすることないだろうとは思います。
氷河が凍らせた氷の上に頭から落ちて,フラフラしたところを星矢の流星拳を浴びてやられています。あっけない。
ドルフィン
CV:田中秀幸
必殺技:ドルフィン流空中回転キック
中の人がアイオリアと一緒とは,解せん!聖闘士星矢は兼役が多かったですからね。
自分のことを「イルカ様」なんて言ってます。必殺技の名前にやり投げ感があります。
紫龍の「烈」・「爆」というパンチとキック技で崖下に落とされています。
クロッグ
CV:田中和実
必殺技:クラッグ流電撃百万ボルト
中の人は,ブラックスワンと同じ人。そして,デスマスクの中の人の実弟ですね。
電気クラゲらしく,触手で相手を縛り付けたりしていますが,それは自分も固定してしまう諸刃の剣。そこを星矢の流星拳で狙ってやられています。
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