第9話『争いの渦!黄金の林檎とオリオンの献身』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみご覧ください。原作との比較でも突っ込んでますので,ご了承ください。

プロローグは,前回の終盤のおさらいなんですが,前回はいろいろと作画崩壊していたので,残念な絵から始まってしまっています。黄金魂のひどいときよりかは,遥かにマシですけどね。

目次

本編

姉を助けるために小宇宙が燃えまくっている翔子にとって,雑兵は造作もないことのようです。全く相手になっていません。流星拳で一掃です。

姉本人から自分を倒すように云われているだけに,必死です。

その一方で,アイオリアも必死です。サガとずっと千日戦争状態です。

アテナのそばに付いているムウは,エリス神殿が移動していることに気づいていますが,その目的地はすぐに分かりませんでした。気づきましたけどね,その進行方向の先にあるもの。

聖域十二宮

牛さんの見せ場です。第2宮の金牛宮の守護者のアルデバラン。第1宮の白羊宮のムウはいつも不在なので,アルデバランが事実上の門番です。アルデバランが第1宮まで降りて防御しているのは,原作通りです。

門番ぶりがかっこいいです。グレートホーンの飛び方を表現するのに,こんな方法もあったんだと,感心してしまいました。

所変わって白銀聖闘士のユアンとゲオルク。その会話から初めてエルダという名前が登場しました。OPにはずっと出ているのに,未だに登場していないセインティアです。原作では,もうとっくに登場しているのに,アニメでは遅い登場となりました。

アルデバランとムウ,シャカがテレパシー通信しているのですが,テレパシー通信中は口パクしないのが残念です。TVアニメではテレパシー通信中も口が動いていたと記憶しているのですがね。

シャカの声初登場。三ツ矢さんも,シャカの声をだすのはそろそろきつそうに感じてしまいますが,頑張って欲しいです。

それにしても,絵が動いていないシーンが多いぞ。口パクぐらいしてほしいです。

真の神へと覚醒するのはどっち?

シャカは,エリス神殿と聖域をぶつけることだけが目的ではないと考えています。

真の覚醒を果たすのは,アテナが先か,エリスが先か。

囚われの沙織の魂の前に現れているのは,全裸の響子,もといエリスです。響子はエリスの魂と本当に一体となってしまったのか,沙織は思います。

それにしても,全裸で自分の体を撫でるのは,なんともエロティックです。色っぽいです。西友しゃんの喋りかも色っぽいです。

言葉で沙織を惑わします。アテナ自身の存在が,争いをもたらすのだと。 戦い続けることはエリスの力の源となってしまうので,沙織は戦い続けるべきか悩みます。

エリス神殿

サガと千日戦争状態のアイオリアも悩みます。しかし千日戦争だと思っているのはアイオリアだけで,サガには余裕があります。サガは新たな力を得ることによって,人間の力を超えてたと,アイオリアを圧倒し始めます。アイオリアとつかみ合ったまま,サガはギャラクシアンエクスポロージョンを放ちます。これでも半分の力しか出していないそうです。

車田落ちしても無事なのは,さすが黄金聖闘士です。

アイオリアはサガに首根っこ掴まれて,根っこに囚われそうになります。

「悪そのものとなったおまえになど,地上を支配させはせん!」

アイオリアの台詞ですが,かっこいいですね。

エルダ登場

エルダ初登場です。バイクに乗ったエルダがシャオリンを救います。同時に,カティアが倒れた見衣に声をかけます。一緒にアテナ様の元へ行こうと。

エリスの元へ

エリスの前には,オリオン座のリゲルが立ちふさがります。翔子はリゲルに問いただします。

「あなたは知っているんでしょ。優しかったお姉ちゃんを。ずっとエリス様のそばにいて,本当のお姉ちゃんを取り戻したいとは思わなかったの!?」

それに対し,全ては響子が選んだ道であり,翔子が響子を邪神にさせたと言い放ちます。

翔子にとってはなかなかショッキングな言葉です。リゲルは覚悟の上でエリス側についていることがわかります。リゲルは必殺技を放ちますが,翔子も流星拳を放ちます。

リゲルを倒して響子の元へ行けと言います。その目は悲しい目をしています。自分のことよりも響子のことが大切なリゲルです。リゲルの強さの源は,響子への愛です。

リゲルに勝つためには,リゲルの響子に対する思いに勝たなければならないと考えます。しかしそこに,黄金の林檎に閉じ込められたマユラの声が聞こえてきます。

「忘れるな,あの時の想いを……」

翔子がマユラの術を破って,岩の中から脱出した回想シーンが流れます。

翔子は覚悟を決めます。本当の覚悟を決めます。みんなに守られる存在ではなく,みんなを守るために自分の命を犠牲にしてもいいと考えるまでに昇華しています。

そして,リゲルと戦っているときも,相変わらず口パクせずに会話が進みます。

リゲルも翔子の成長を喜んでいるようにも見えます。

ついに,翔子のパンチがリゲルに当たります。お互いに力を振り絞って出した必殺技は,翔子のほうが上回りました。

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輝き始めた連なる星

サガは星が輝き始めたと,高笑いをします。

そんなサガの前に現れたのは,アイオリアに肩を貸している蠍座ミロ。

エリス神殿にたどり着いた翔子が見たものは,沙織の首を持ったエリス。その姿にショックを受ける翔子です。

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