第4話『銀河戦争の巻』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみ御覧ください。古い作品なので,ネタバレも何もないかもしれませんが,一応忠告しておきます。漫画の話とわかっていても,科学的に突っ込みたくなることってありますよね。

目次

本編

グラード財団が総力をあげて作り上げた現代の闘技場には,世界各国のマスコミや見物客が長蛇の列をなしています。しかも,開幕1週間前からの大行列

開幕前から並ぶのは別に構わないのですが,寝食やトイレはどうしているのでしょうか。並んでいる人は特に荷物を持っているわけでもなく,ゴザを敷いたりしていません。普通に立って並んでいます。

立って並ぶことが嫌いで行列嫌いな私は,1週間前から並ばなければならないような行列には並びたくありません。

星の子学園

星矢はかつて自分がお世話になった孤児院「星の子学園」を訪れ,子どもたちと一緒にTVを見ています。無邪気な幼い子どもたちは,「ここで星矢兄ちゃんが戦うのか」と応援しますが,星矢は浮かない顔をしています。

孤児院にいる子どもたちは,美保ちゃん以外なぜか男の子ばかりです。

美保ちゃんは,「神父さんにお願いしてここで働かせてもらってるの」と言っていますが,美保ちゃんはまだ13歳です。13歳の子が働いては法律に引っかかるでしょう。見つかったら,神父さんは訴えられてしまいますよ。他の子供達と同じようにまだ保護される側の立場のはずです。

エプロンを付けて,すでにお母さん的立ち位置です。

星矢は美保ちゃんにも姉の行方を尋ねますが,美保ちゃんでも知りません。星矢は美保ちゃんの方を掴んでいますが,聖闘士が思いっきり一般人の肩なんて掴んだら,肩が潰れます。

美保ちゃんは,「銀河戦争は世界中が注目する大イベントだから,きっとお姉さんも見つかるはず」と言うようなことを言います。勝ち続けて注目されれば,お姉さんも気づいてくれるはずだと。

星矢は銀河戦争に出ることを空に輝く星(宵の明星?)を眺めながら思います。

銀河戦争

グラードコロッセオは収容人数10万人。東京ドームの収容人数が5万5千人なので,2倍弱となります。

1週間徹夜して並んだと言っている観客がいます。チケットがあれば徹夜する必要などないのではないかと思いますが,この時代はチケット売り場に並んで買っていたからこのような表現になるのかもしれません。

現在であれば,きっと,チケットは全席指定席でネット予約になるので並ぶ必要なしになると思います。ダフ屋で買うのであれば,並ばなければならないのかもしれませんが。

それとも,当日券があったのかな?

大会ルール

最初に,大会ルールの説明があります。

無制限3本勝負。先に2本取ったものの勝ちとします

聖闘士の戦いで3本勝負なんて,可能なのでしょうか。常に命がけの1本勝負なような気がします。1コマで片付けられた邪武vs.蛮は3本勝負の2ポイント先取で邪武が勝利しています。珍しいですね。

沙織が掲げた黄金の杖から星(アルファベットが書かれたボール)が飛び出し,それを参加聖闘士が受け取ります。どのアルファベットを受け取ったかによって,対戦相手が変わります。

観客は,すでに会場入りしている聖闘士に驚きます。まあ,たぶん,案客の目が沙織に集中している間に,スタンバイしただけなのだと考えられますけどね。

vs.大熊座激

星矢は姉を探すために,すでに小宇宙を燃やしています。燃やしすぎて,体が熱くなっているようです。人の体温のことですので,42度を超えることはないと思いたいです。

聖闘士の攻撃がすべて計算されて会場のモニターに表示されます。すべて1,000 kg w 超えの数値です。ものに与える力には,作用と反作用があるので,攻撃を受ける側ではなく与えた側にもそれだけの力が加わるのが普通です。

聖衣に覆われていない部分に力が与えられても平気なのは,考えてはいけないお約束ごとです。

ハンギングベアー

激は星矢をハンギングベアーで締め上げます。

「ロッキーの森林では,こうやって大熊をつりあげ,何万頭殺したか分からんぜ」

え~,ロッキーに何万頭もクマは生息していません。生息数はグリズリーベア,ブラックベア合わせて1,000頭もいません。絶滅に瀕しています。

そんな1,000頭もいない希少な動物を,何万頭も殺せるわけがありません。それとも,激が殺しまくってしまったから,絶滅に瀕してしまったとか。

相手の武器をつぶせ

星矢は意識が落ちる寸前,魔鈴から教わったことを思い出します。

「相手の最も得意とするものに的を絞り,まず敵の武器を潰すこと。とどめはそれからでもゆっくりととれる」

大熊座激の武器は2本の腕。星矢は激の2本の腕を,聖衣の上から握りつぶします。どんな握力をしているんでしょうか。

激は「お前の細い腕のどこにそんなパワーが」なんて言っていますが,聖闘士の優劣はすべて小宇宙で決まります。星矢の小宇宙が激の小宇宙を上回ったに過ぎません。

星矢は何十発ものキックを繰り出し,激の小宇宙を粉々にして勝利します。

激の聖衣は粉々に砕けてしまいましたが,冥王編で再登場した時は修復された聖衣を纏っていました。いつの間にジャミールに行って修復してもらったのでしょうね。おそらくその時は激本人の血で修復したのでしょう。ムウにそんな暇があったのかと考えたくもなります。

銀河戦争が始まってから,ムウのもとには一体何体の聖衣が運び込まれたのでしょうか。気になります。

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