牡牛座アルデバラン

20歳に見えないいぶし銀です。まぁ,外国人はアジア人に比べ老け顔も多いことですし,そこは気にしないことにしましょう。根は男らしく,いい人です。

いい人なんですが,残念なことに,噛ませ牛な役割という車田漫画における巨漢キャラの悲しい定めを背負っています。

アルデバランのプロフィール

身長:210cm,体重:130kg,誕生日:5月8日,年齢:20歳,出身地:ブラジル

元プロバスケットボール選手の石橋貴俊さんの現役時代のサイズが身長210cm,体重140kgです。

石橋さんの写真を見ると,意外とスラッとしています。アルデバランは石橋さんよりも体重が10kg少ないです。ですから,アルデバランは実は細マッチョの可能性があります。

黄金聖闘士の中では,唯一の南半球出身者です。

必殺技:グレートホーン

必殺技は居合斬りのようなグレートホーン。両腕を組んだ状態から繰り出します。

セインティア翔のアニメ版では,相撲の張り手のように数多くのグレートホーンが繰り出されており,こういうグレートホーンの変化型も面白いなと思いました。

CV:玄田哲章,小山力也(映画『Legend of Sanctuary』)

車田漫画において巨漢キャラは敵が強いことを示すためのやられ役であることが運命づけられていたりします。

このアルデバランもまた,聖域に襲いかかる敵が強いことを示すための噛ませ犬ならぬ噛ませ牛としての役割を立派に果たさなくてはならない悲しい定めを持ち合わせています。

噛ませ牛としての扱いからか,名前の付け方も牡牛座α星の星の名前をつけてしまっているという,なんともいい加減な付け方をされてしまっています。

LCでは,『巨星』ということが強調され,アルデバランという名前に意味をもたせてくれているのが救いです。

アルデバランの初登場

初登場は聖域十二宮編の金牛宮です。

星矢たち青銅聖闘士の前に立ちふさがり,黄金聖闘士の強さを見せつける役どころです。

第30話『金牛宮の戦闘の巻』の感想
本編金牛宮は静かです。何も小宇宙を感じません。黄金聖闘士にとって,小宇宙を消し去ることも,爆発させることも,お茶の子さいさい簡単にできることのようですね。黄金聖闘士が小宇宙を消し去っている状態は,青銅聖闘士にとって小宇...

青銅聖闘士たちは全くアルデバランの相手にならず,戦いにすらならないという状況でしたが,黄金の角をもし折ることができたのなら,金牛宮を通してやると約束します。

星矢はアルデバランに何度もグレートホーンを受けますが,倒されるたびに小宇宙が増大し,ついには光速のグレートホーンを見切るほどにまでになります。

そしてついに,星矢が神話の時代から傷つくことのなかった黄金聖衣の角をへし折ると,アルデバランは素直に負けを認めて金牛宮を通します。

ちゃんと約束を守る漢です。

アルデバランの立ち位置

原作では相手に恵まれず,特殊攻撃をする敵にあっけなく倒されてしまっています。

襲いかかる敵がいかに強大なのかを示すために犠牲になるのですが,あまりにもひどすぎて,噛ませ牛と呼ばれるに至ります。

それ故,車田先生以外が描くスピンオフ作品では,アルデバランの株をあげようとする扱いが見られます。

聖域十二宮編

教皇に疑惑を抱きながらも,黄金セイントとして金牛宮を守っているという立ち位置です。

海王編

ポセイドン編では,ソレントの音攻撃に対して為す術がなく,自分で耳をついて鼓膜を破るも脳に直接響く技であるため普段の1/100のパワーしか出ないというありさまです。

しかし冷静に考えて,1/100しかない力で星矢たちを守りきったのだから,ある意味大したものです。

ポセイドン編で一旦亡くなったものと思われていたのですが,その後ちゃっかり復活しちゃったりしていました。

おそらく車田先生がアルデバランをポセイドン編初頭で殺してしまったことを,うっかり忘れてしまっていたからなのかもしれません。

ソレントに首をはねられそうになったとき,実は聖衣の中に首を引っ込めて難を逃れたなんていう後付の言い訳が描かれていたりしますね。アルデバランは亀か!!

冥王編

ハーデス編では,登場すると同時にすでに死んでいました。

しかも泣いてくれたのはムウだけです。シャカが阿頼耶識に行ったときはアイオリアもミロも泣いていたのに,アルデバランのときが亡くなったシーンで涙を流したのはムウだけでした。

隣人にしか悲しんでもらえない悲しい牛さんです。

そしてハーデス編でアルデバランが敵に放った技は,素晴らしく遅効性の技です。

ムウは襲いかかってきた敵に,ムウが「お前はもう死んでいる」ではないけれど,そんな話をした直後にその敵は死んでいきました。すでにアルデバランの技を受けて死んでいると。

どんだけ遅効性の技なんだよ!

もっと即効性の致死技を放っていれば,アルデバランは死なずにすんだのではないかと思わなくもありません。

最後,嘆きの壁を打ち破る際につかの間の復活をし,アニメ版では星矢と言葉を交わしています。

そして,他の黄金聖闘士たちと一緒に,再び旅立っていきました。

黄金魂編

原作では金髪オールバックで長髪ストレートですが,TVアニメでは茶色の短髪キャラになっていました。しかし黄金魂では髪色はアニメ版の茶色であるが,髪型は原作の長髪になっていた。

黄金魂は噛ませ牛とは呼ばせないぞという監督の意気込みと愛が伝わり,同じパワーファイターをアルデバランの相手としてあててくれていました。

目を!さまさぬかーーーっ!!』と言ってに食らわすビンタはアルデバランの人柄を表しているともいえます。パンチではなくビンタ。

心優しい漢です。

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