山羊座シュラ

原作の作画に比べ,アニメではイケメンに描かれている地味キャラです。

他の黄金聖闘士に比べて存在感も技も地味だけど,聖闘士星矢ごっこでは真似しやすい技であるがゆえに地味に人気があるキャラです。

そんな地味なシュラだけど,『聖闘士星矢 G アサシン』では主人公に抜擢されています。

シュラのプロフィール

身長:186cm,体重:83kg, 誕生日:1月12日,年齢:23歳,血液型:B型,出身地:スペイン,修行地:スペイン・ピレネー山脈

スペイン出身でスペインで修行した生粋のスペイン人のはずなのですが,その言動はどう見ても武士。騎士道と言うよりは武士道。でも,初期アニメのシュラは武士道よりも騎士道に近い感じがします。

必殺技:聖剣(エクスカリバー),ジャンピングストーン

黄金聖闘士の中ではアルデバランやアイオリアと並んで肉体派の技を持つのがシュラです。体術は黄金聖闘士一とされています。

必殺技は地味なただの手刀と言ってしまえばそれまでなのですが,演出の仕方によってド派手にもなるのだということを,映画『Legend of Sanctuary』で知りました。

映画『Legend of Sanctuary』のエクスカリバーは一番ド派手に目立って印象深いものでした。エクスカリバーって,こんなド派手な技だったんだと,目からうろこレベルでした。

両手両足がエクスカリバーになっているようなのですが,足技によるエクスカリバーを未だに見たことがありません。

CV:戸谷公次(初代),草尾毅(2代目),川田紳司(Legend of Sanctuary)

初めてTVアニメでシュラの声を聞いた時は,正直「渋いと言うかジジ臭いと言うか」という印象を持っていました。シュラの年齢設定が原作で発表される前だったので,仕方のないことかもしれません。

OVAの『ハーデス十二宮編』で二代目の草尾さんに代わり,年相応の声になったと感じています。

シュラの初登場

青銅聖闘士たちが磨羯宮にたどり着いたときに初めて登場します。

青銅聖闘士たちが磨羯宮を通り過ぎた直後にエクスカリバーを放ったのですが,その気配を感じた紫龍の声により,青銅聖闘士たちに当たることはありませんでした。紫龍が磨羯宮に残り,シュラと戦うことになります。

第39話『少年たちよ!女神を託すの巻』の感想ツッコミ
本編射手座の黄金聖衣が星矢の脇に矢を放ちました。星矢はびっくりして,抱きかかえていた瞬を石床に落とします。瞬は顎から床に落ちているので後頭部は打っていないものの,気を失っているから受け身は取れないはずです。それ...

シュラの立ち位置

原作では(偽)教皇が悪だと知って仕えている「力こそ正義」の悪役キャラとして登場します。

しかしTVアニメでは「女神に最も忠誠心厚き男」として,忠誠心が厚すぎてしまったがゆえに(偽)教皇に騙されて,教皇に忠誠心厚く仕えている男として描かれます。

「女神に最も忠誠心厚き男」というあたり,騎士っぽくて好きです。キリスト教と淑女に尽くすのが騎士ですので,女神に忠誠を尽くしているというのがシュラの騎士道なのかなと思っています。

逆賊アイオロスを半殺しにしたのがシュラで,その設定は黄金魂に引き継がれています。

聖域十二宮編

年齢設定が発表される前にTVアニメで描かれた, シュラがアイオロスを討ち取るシーンは,どう見ても当時10歳の子供とは思えない体格になっています。

アニメでは「女神に最も忠誠心厚き男」 であるがゆえに,教皇に従ってアイオロスを討伐します。

原作では,「力こそが正義」を信条とし,教皇が悪だと知って仕えている黄金聖闘士として登場し,紫龍と磨羯宮で闘います。

第40話『シュラ!聖剣を持つ男の巻』の感想ツッコミ
本編一人磨羯宮に残った紫龍。そして先に行った他の青銅聖闘士たちとの間には,シュラの聖剣によって形成された断崖絶壁。十二宮編の最後では,沙織お嬢さんが教皇宮まで駆け上がるので,磨羯宮での戦いが終わって教皇との戦いが終わる...

紫龍が自分の弱点を会えてさらけ出し,「たとえ五体がすべて飛ばされても一人では死なん……」という捨て身の戦法を取る紫龍に心を揺さぶられ,動揺し,迷います。

紫龍の捨身技,廬山亢龍覇で紫龍とともに宇宙へと向かっていく中,紫龍の「女神のためだ!!」の言葉に自分の過ちを認め,ついに改心することになります。

しかし時すでに遅し,シュラの罪滅ぼしなのか,紫龍に山羊座の黄金聖衣を着せて,自分は宇宙の塵となって消えていきます。

体がとけはじめると言っていますが,体が空気との摩擦でとけるのが先か,気圧の低さゆえに酸欠となって気を失うのが先か,どっちなのだろうかと考えてしまいます。

計算すると,亢龍覇はロケット以上の加速度があるようなので,摩擦熱で燃えてしまうのがやはり先なのでしょうね。

海皇編

紫龍に聖剣を授けたことを伝えるために魂の形で登場します。

シュラって,こんな顔と体格だっけ?という作画になってますが,気にしないことにしましょう。微妙に太っていたりしますが。

冥王編

女神を倒したいハーデスによって冥闘士となって生き返り,生き残った黄金聖闘士たちが守る十二宮をシュラとカミュとともに駆け上ります。残された時間は日の出までの12時間。

ちなみに,このとき冥闘士として復活したサガ,シュラ,カミュをまとめて冥界キャンディースとか,慟哭トリオとかファンには呼ばれています。

女神の首を取るというのは建前上で,真の目的は女神の聖衣を女神に渡すこと。

冥界からの監視があるから,真の目的を伝えることはできないと,生き残り黄金聖闘士たちと戦っていくのですが,この人たちって,言葉をかわさなくてもテレパシーで意思の伝達ができるのだから,ムウにテレパスで伝えて,ムウがそのまま女神に伝えればすんでしまうことなのではないでしょうか。

生への執着があったとしか思えません。

シュラが白羊宮でムウと対峙したときに,エクスカリバーでムウの後ろ髪の結び紐を切ったシーンは萌えます。OVAでは髪パラのシーンは削除されてしまいましたが,好きなシーンです。

正面から切ったのに,どうやって後ろの髪紐だけが切れたのか,大いなる謎です。ムウがとっさにテレポートで逃げて,髪だけが遅れたから髪だけが切れたのでしょうか。

アテナエクスクラメーションの打ち合い後,シュラに関しては原作でもOVAでもアイオリアに担がれて女神のもとまで運ばれます。自分がかつて半殺しに下相手の弟に担がれるなんて,因縁じみていいですね。原作ではそのあたりのことは深く描かれていませんけどね。

最後はパンドラの元までたどり着きますが,紫龍が駆け寄る直前に消えます。この時の原作のシュラの顔が,海皇編のときとはまた微妙に雰囲気が違っていることは,突っ込まないことにしましょう。アニメの顔に近くなっているような気がします。

嘆きの壁を破壊するときに,つかの間の復活を果たしますが,他の黄金聖闘士たちとともに消滅します。

映画『Legend of Sanctuary』

磨羯宮を守護しているはずのシュラが,なぜか人馬宮まで降りてきて,人馬宮まで上がってきてしまったミロに加勢します。紫龍と戦っていません。

この映画ではシュラの株が爆上げされました。シュラの株というよりも,エクスカリバーの株が…。

長~く伸びたエクスカリバーが,巨人の体を真っ二つ。エクスカリバーって,こんな技だったけ?という気がしなくもないですが,かっこいいので良しとします。

原作では死ぬことになっているシュラが生き残っています。続編が作られるとしたら,原作とはあまりにも話しが違ってしまっているので,おかしなことになってしまいますが,続編はなさそうなので,問題無しとしましょう。

黄金魂編

黄金聖闘士の中で最も遅い登場でした。

アイオリアのコンプレックスを映し出した幻影として現れ,その偽物に対し本物のシュラが登場します。

偽物のシュラを羽交い締めにして上空に上がっている途中,アイオリアと(光速小宇宙)会話を交わして,兄の仇ではあるけれども……,のわだかまりを無くさせます。シュラ自身もアイオリアとの和解を無事に果たせます。

アイオリアと,兄の仇であるシュラとの関係を前向きに解決させて和解させようとするスタッフの愛が感じられる場面でした。

アイオリアがシュラに対した抱いている思い,シュラがアイオリアに対して感じている罪悪感をさらけ出し,お互いに認めあって和解するところは名場面の一つですね。

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