第6話『ドラゴン 最強の盾と拳の巻』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみ御覧ください。古い作品なので,ネタバレも何もないかもしれませんが,一応忠告しておきます。漫画の話とわかっていても,科学的に突っ込みたくなることってありますよね。

目次

本編

ペガサス星矢対ドラゴン紫龍の試合が始まろうとしたとき,紫龍は観客席にいる春麗の姿に気づきます。春麗がどうやって日本に来たのかは謎です。

春麗も孤児のはずなので,どうやってパスポートを取得したのでしょうか。中国は賄賂がものをいう社会なので,賄賂をたんまりと積んだのかもしれませんが,老師にお金があるようには見えません。それに,銀河戦争の会場に入場するにしても,チケットはどうやって手に入れたのでしょうか。かなり高額で,手に入りにくいはずです。

老師が直接,会場に春麗をテレポートさせたのかもしれません。

広い観客席の中から春嶺の姿に気づくというのも,紫龍はどんな視力をしてるんでしょうか。春麗に気を取られてしまう紫龍です。

星矢は気を取られてこっちを見ない紫龍に気づいて声をかけます。

星矢vs. 紫龍

紫龍は一気に小宇宙を燃やし,星矢に一撃を食らわします。後頭部からそのままリングに倒れる星矢です。後頭部から血が流れています。普通なら死んでいます。

春麗はリングサイドに駆け寄って,紫龍に「老師が危篤なの…」ということを伝えます。

一般観客がリングサイドに簡単にたどり着けるような銀河戦争の警備って,なにか問題ありませんか。警備員に止められるのではないかと思うのですが。

修行時の回想

廬山の大瀑布を逆流させるという難題を老師に言いつけられ,「そんなの無~理~」なんてことを紫龍は言いませんが,そんなの人間の力ではできるわけがないと,老師に噛みつきます。反抗期の紫龍です。

「ホッ,天地の法則などなにも上から下へ高き所から低き所へなどと決まっているわけではないぞ。あの大長江でさえ逆流するではないか」

長江の逆流も,天地の法則に従った現象ですけど。

「神技をもってせねば不可能というが,その神技を身につけた者が聖闘士ではないか。この五年間宇宙の心理を学んだお前に出来ぬはずはあるまい」

文句を言いながらも,瀑布を逆流させようとパンチする紫龍です。無謀なことですが,小宇宙が目覚めた瞬間,紫龍のパンチで瀑布が逆流します。小宇宙は物理法則に逆らう力を持つようです。紫龍の拳が当たっていない部分の流れも,逆流しています。

最強の拳と盾

星矢が倒れたとことで,とっととリングを降りて中国へ帰ろうとする紫龍です。しかし星矢は立ち上がります。

老師が心配でとっとと中国へ返りたがる紫龍ですが,試合はまだ終わっていません。とっとと終わらせたい紫龍は,龍星座最大奥義「廬山昇龍覇」を放ちます。しかし星矢はそれでも立ち上がります。

星矢は立ち上がって,ペガサス流星拳を放ちますが,龍星座の盾に阻まれます。一つ残らず盾で防いでしまいます。

龍の化身ともいわれ,悠久の間,銀河の水に打たれ続け,ダイヤモンドさえも凌ぐ輝きと硬度を備えてな

ちなみに,ダイヤモンドは傷のつきにくさでは硬度10ですが,割れやすさを指標とする硬度は10ではありません。ある方向では割れやすい性質があるため7ぐらい(うろ覚えですいません) だったかな?

こんどは紫龍の右フックを星矢は左腕で止めますが,星矢の左腕パーツが粉々に砕けます。龍星座の聖衣は盾だけではなく拳も最強の硬度を持ちます。

矛盾

星矢は倒れている最中,魔鈴さんに教えられた中国のことわざを思い出します。矛盾です。最強の剣で最強の盾を突いたらどうなるのかという,あれです。

星矢に勝ち目はあるのかと,まわりがざわつく,氷河だけは冷静に判断しています。星矢が勝つ方法はあり,それに星矢が気づくかどうか。

氷河は,眼の前に師匠がいない時は冷静です。冷静に物事を判断できています。ここではクールです。

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