第29話『聖域!十二宮殿の巻』の感想

ツッコミ,感想,ネタバレありです。ネタバレO.K.の方のみ御覧ください。古い作品なので,ネタバレも何もないかもしれませんが,一応忠告しておきます。漫画の話とわかっていても,科学的に突っ込みたくなることってありますよね。

目次

本編

いよいよ聖域に乗り込むために,城戸邸の私設飛行場で待つ星矢たち。どう見てもギリシアまで到達できそうにないジェット機です。途中何度か給油しながらギリシアまで向かうのでしょうね。

瞬の到着が遅れています。

辰巳は弱虫瞬は今も変わっていないんだと主張しますが,星矢たちは瞬を信じます。

ジュネを抱きかかえて瞬登場。

腹パンでもして気絶させたんでしょうね。ジュネに迫られた時は上半身裸にサスペンダーだった瞬ですが,いつの間にやらシャツを着ています。

ジュネの仮面が外れていることに,誰も突っ込まないのかと。少なくとも星矢は,女聖闘士の仮面の掟についてシャイナから聞いて知っているはず。先にジュネの顔を見たのは瞬だから,ジュネに襲われる心配はないと鷹を括っていたのかもしれません。

ジュネは沙織の計らいで,城戸邸で預かってもらうことに……。ジュネのことですから,意識を取り戻したら,脱走してい聖域まで駆けつけていそうですけど。

教皇の正体とは

星矢と沙織は飛行機の中で教皇のことについて話し合います。

他の3人は教皇に会ったことはありませんが,星矢はあります。何しろ,聖域で修行していたのですからね。

教皇が悪魔のように言われたり,まるで神のように言われたり,一人の人間に対する見方がなぜこんなにも違うのかなと思ってさ。(中略)神のような男,悪魔のような男,まるで別の人数が…そう…教皇はまるで別の人間が二人いるような気がしてならない……

文庫版『聖闘士星矢(5)』P10,11

星矢は悪魔のように言われている教皇は知らないはずですけど。遠目にちらっと見ていただけとしても,神のような存在しか知らないはずです。

それに対する沙織の推測。

教皇は,おそらく黄金聖闘士12人の中にいる!!(中略)きっと黄金聖闘士12人の一人に,教皇の真の正体が隠されているはずです!!

文庫版『聖闘士星矢(5)』P11,12

既に登場済みの牡羊座,蟹座,獅子座,乙女座,天秤座,蠍座,射手座はこの候補から外れます。偽教皇が黄金聖闘士であるという推測するための証拠は何もありませんが,女神の勘ですかね。

聖域

聖域に到着する直前、星矢は魔鈴のことを思います。

魔鈴が行方知れずのこと、魔鈴が姉であるかも知れないということ……。

魔鈴が行方不明という情報はどこから仕入れたのでしょうか?

あの後星矢が会ったのはアイオリアしかいないから,アイオリアから聞いたのかな?

アイオリアなら魔鈴が行方不明のことは教皇から聞いて知っていますし。しかしアイオリアが星矢に魔鈴のことを離しているスキなんてなかったはずです。

厳戒態勢が敷かれている聖域は静かです。雑兵たちも宿舎で出番を待っているのでしょう。

ローブを纏った男が現れて,十二宮を登らなければ,教皇の間へとたどり着けないことを説明します。十二宮の説明は丁寧です。それぞれの宮に黄金聖闘士がいて…。

しかしこの十二宮は神話の時代から突破したものなどいないと,ご丁寧に説明してくれます。

矢座の矢

矢座って聖衣になるのかと思っていましたが,聖衣にできちゃうものなんですね。オブジェクト形態が矢を持った手というのは,意外でした。

目の見えないはずの紫龍が,

な…なんだこの矢は!?

文庫版『聖闘士星矢(5)』P21

と叫んでる不思議。見えない紫龍が,幻覚に惑わされるなんて考えにくいです。双児宮すら惑わされなかったのですから,白銀の幻惑に惑わされるなんてありえないと思います。

なんだこいつは,あっけねえ。こんな奴が白羊宮の守護人なわけないだろう!?

文庫版『聖闘士星矢(5)』P22

星矢よ,さっきのトレミーの話を聞いていなかったのか?

十二宮を守護するのは黄金聖闘士であり,トレミーは白銀,そして白羊宮には行かせんと言っていました。どう考えてもこいつが白羊宮の守護人ではないでしょう

それにしても,沙織は黄金聖闘士のシャカが本気で投げた槍を後ろを向いたまま素手で止めるほどの力があるのに,たかだか白銀聖闘士の矢に倒れるなんて……。

神としてまだ完全に覚醒したわけじゃなく不安定であるがゆえに,トレミーの矢に倒れたということにしておきましょう。

白羊宮

ということで,黄金の矢に倒れた沙織を救うべく,星矢は白羊宮へと急ぎます。

そこで登場するのは我らがムウ様。まだジャミールのムウの印象が強い頃ですね。

そうか,白羊宮とは羊…

文庫版『聖闘士星矢(5)』P27

いちいちそんな説明いらないでしょう。読者のための説明かな。

この時,ムウと面識があるのは紫龍と星矢だけです。そしてムウが牡羊座の黄金聖闘士だと知っているのは紫龍だけです。

紫龍は五老峰での出来事を星矢たちに伝えてあったのかもしれませんね。敵か味方かと聞かれたら,ムウは味方ですから。

みんなここに聖衣を出しなさい。

文庫版『聖闘士星矢(5)』P27

と言われて素直に従う星矢たちです。既に信頼関係ができていると考えて良いのでしょう。

もしここで聖衣を差し出した瞬間破壊されたり,魔改造されかねないとは考えなかったということですね。聖闘士にとって大切な聖衣なんてとても出せないと思います。一応,ムウは青銅聖闘士たちに信用されていると考えて良いでしょう。

やはり思った通りだ。ある程度自然修復しているものの,ほとんどの聖衣が破損状態だ。

文庫版『聖闘士星矢(5)』P27

4体しかない聖衣でほとんどのって,というよりも,全部の聖衣がほとんど破損状態の言い間違いではないのかな。

聖衣には自然修復機能があるなんて,まさに聖衣は生きているのですね。キズをなおすための材料とエネルギーはどこからくるのでしょうか。そこは考えてはいけません。

特にペガサスはマスクもなしに戦うつもりですか。

文庫版『聖闘士星矢(5)』P29

ムウ様は,原作では一度もマスクをかぶって戦ってはないだろうが!というお約束のツッコミをしておきます。(作者がマスク描くのを面倒くさがったからだとは思います)

そしてムウが聖衣を修復している間に昂った精神が落ち着いたのか,ここでようやく火時計の存在に気づく青銅聖闘士たち。どんだけ心の余裕をなくしていたんだよ!

そして白羊宮の火が消える頃,聖衣の修復が完了します。

ペガサスと龍座の聖衣を修復するのに1週間もかかっていたのに,今回は4体の聖衣をたった1時間で修復させています。

前回は破損状態が酷かったのと,久しぶりすぎて腕が鈍っていた可能性に一票。

そして今回は,聖衣の傷が浅かったのもありますが,実は聖域に来る前にイメージトレーニングに励んでいたり,ペガサスのマスクの雛形をこっそり用意してあったりしていたのかも……。この時のために実は影で修行をしていた可能性を考えたいですね。

そのような影の努力があったからこそ,早くできたのかもしれません。

1体あたり15分だよ。

光速の職人技ですよ。

小宇宙の真髄

黄金聖闘士の戦闘能力を常識で判断してはいけない」

文庫版『聖闘士星矢(5)』P36

確かに,黄金聖闘士の必殺技はどれも物理学,化学,生物学の常識では考えられないような技ばかりですものね。

聖闘士の優劣は何も纏っている聖衣で決まるのではないのですから…要は…小宇宙です!!

文庫版『聖闘士星矢(5)』

そんなことを言ったら,今まで何のために銀河戦争で黄金聖衣目指して頑張ってきたんだか……。

なぜ黄金聖闘士が強大無比なのか。それは小宇宙の真髄を極めているからなのです。(中略)究極の小宇宙の正体とは…セブンセンシズなのです!!

文庫版『聖闘士星矢(5)』

第七感を英語で言っただけです。ただの感覚のようです。

ちなみに,生物学的に第六感は筋肉で,第七感は平衡感覚だったかな?回転感覚だったかな?

忘れました。平衡と回転のどちらが第七でどちらが第八です。

どちらにせよ、大爆笑したことに変わりはありません。

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